我が国の脱炭素技術の国際発信を強化し、二国間・多国間連携やAZECを通じたアジアのGX推進と脱炭素化への貢献を図る。
タグ: GX, 脱炭素, 国際連携, AZEC, エネルギー政策, 技術協力
モニア、CCUS/カーボンリサイクル、原子力等の幅広いクリーンエネルギー分野でのイノベーション・社会実装に向けた技術協力を進め、我が国の優れた脱炭素技術の普及を通じた世界全体での脱炭素に貢献していく。 ③ 我が国の取組の発信 資源・エネルギー分野における我が国の先進的な取組について、国際社会への情報発信を進めていくことも重要である。対外発信の場として、「大阪・関西万博」の会場内にカーボンニュートラル実現に資する我が国の最先端技術を実装・展示するとともに、アジアグリーン成長パートナーパートナー閣僚会合、ICEF(Innovation for Cool Earth Forum)、RD20国際会議、水素閣僚会議、カーボンリサイクル産学官国際会議、LNG産消会議、GGXファイナンスサミットといった国際会議等を積極的に活用し、我が国のGXに向けた取組を発信していく。 (2)各国との連携 ① 総論 我が国は、国内市場のみならず、海外市場を開拓し、スケールメリットを活かしたコスト削減を通じて国内産業の競争力を強化するとともに、海外の資金、技術、販路、経営を取り込んでいく必要がある。また、世界のエネルギー情勢変化の中、各国のエネルギー需給構造をより安定化・効率化するためには、一国での取組だけでなく、二国間及び多国間のエネルギー協力を戦略的に組み合わせつつ、国際的な協力を拡大することが重要である。そこで、欧米といった先進国やアジアの新興国、中東その他の資源国等との二国間関係を一層強化・発展させていくとともに、IEA、IAEA、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)等の国際機関との連携を強化し、G7、G20、アジア太平洋経済協力(APEC)、インド太平洋経済枠組み(IPEF)等の国際的・地域的な枠組みやAZECの取組にも貢献していく。 ② アジアのGXへの貢献 東南アジアの多くの国は、我が国と同様、電力の大宗を火力発電に依存し、経済に占める製造業の役割が大きく、脱炭素化に向けた共通課題を抱えている。我が国は、各国の事情に応じた多様な道筋による現実的な形でアジアの脱炭素を進めるべく、2022年にAZECを提言した。 AZECでは、「脱炭素、経済成長、エネルギー安全保障の同時実現」及び「多様な道筋によるネット・ゼロ実現」とのAZEC原則の下、2024年10月に首脳間で採択された「今後10年のためのアクションプラン」に沿って、個別プロジェクトの推進とルール形成を車の両輪として推進していく。ルール形成に向けた取組は、脱炭素プロジェクトを持続的に組成し、様々な脱炭素技術を自律的に普及させる上で重要であり、例えば、サプライチェーン全体のGHG排出量の見える化を推進するとともに、民間金融機関主導のアジア・トランジション・ファイナンス・スタディ・グループ 72