小規模事業者は売上不振の割合が高く、販路開拓や人手不足等の課題を抱える。
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【テーマ15】小規模事業者の経営課題 ① 小規模事業者は、中小企業と比べて売上不振の割合が高く、厳しい経営環境にある。 ② 特に小規模事業者は販路開拓や人手不足、資金繰り等の経営課題を重視する傾向にあり、こ れらの課題に対応しながら、売上げを確保し事業を持続的に発展させていくことが重要。 図1 小規模事業者は中小企業に比べて売上不振の 割合が高い 図2 小規模事業者は、販路開拓・マーケティング、 人手不足、資金繰り等の経営課題を重視 経営上の問題点(企業規模別、2023年10-12月) 小規模事業者が重要と考える経営課題(上位10項目) 小企業 34.7% 18.1% 17.0% 14.7% 15.6% (n=5,937) 販路開拓・ マーケティング 25.6% 中小企業 28.9% 9.1% 22.0% 25.9% 14.2% 人手不足 20.9% 資金繰り 10.6% 価格転嫁 7.5% 人材育成 7.1% 経営改善 5.0% 事業承継・M&A 5.0% 生産設備増強、 技術・研究開発 5.0% 事業計画策定 3.3% デジタル化・DX 2.7% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 売上不振 利益減少 原材料高 求人難 その他 資料:(株)日本政策金融公庫総合研究所「全国中小企業動向調査(小企業編)」、「全国中小企業動向調査 (中小企業編)より中小企業庁作成 (注)1.ここでいう小企業とは、(株)日本政策金融公庫取引先のうち、原則として従業員20人未満の法人及び個 人の事業者等をいう。中小企業とは、(株)日本政策金融公庫取引先のうち、原則として従業員20人以上の企業をいう。 2.小企業における「その他」は、「設備老朽化等」、「代金回収条件の悪化」、「代金支払条件の悪化」、「借入難」、「そ の他」、「特に問題なし」を合計したもの。 3.中小企業における「売上不振」は、「売上・受注の停滞、減少」をいう。「利益減少」は、「製品安や値下げの要請」、「人件費や支払利息等の増加」を合計したもの。「その他」は、「生産能力の不足」、「合理化不足」、「代金不足」、「代金借入難」、「その他」を合計したもの。 4.小企業編(小企業)の有効回答数は5,888企業、回答率は58.9%。中小企業編(中小企業)の有効回答 数は4,978社、回答率は39.6%。 5.小数点第2位を四捨五入しているため、合計は必ずしも100%にならない。 資料:EYストラテジー・アンド・コンサルティング(株)「小規模事業者の事業活動に関する調査」 (2023年12月) (注)「特にない」を除く上位10項目を表示している。 27