世界各地で活躍する自衛隊員の活動を紹介するスライド。
活躍する自衛隊員 世界編 階級・氏名 ①勤務先 ②職種・職域 ※階級、勤務先は2023年3月31日現在のもの 陸 海上 航空 事務官 ロシア (モスクワ) よしだ けんすけ 1等陸佐 吉田 賢輔 ① 在ロシア日本国大使館 ② 情報科 露軍演習視察 情報戦の最前線で 私が着任して約8か月後の昨年 2月末、ロシアによるウクライナ侵攻が始まりました。侵攻前から現在に至るまで真偽不明の情報が多数飛び交い、まさに情報戦の最前線にいることを実感する毎日です。そんな中、これまで自衛隊員で培ってきた軍事に関する専門知識を総動員させ、自分たちにしかできないことは何なのかという視点を常に持ち、日々業務にあたっていています。特に現地の武官団には、世界各国から200名以上の武官が集まっており、各国・各人が持つそれぞれの視点からの意見を聞けることは大変貴重だと感じています。わが国の情報活動に少しでも貢献できるよう、引き継ぎ尽力したいと思っています。 在ロシア日本国大使館で 天皇誕生日レセプション 事務官 カナダ (オタワ) きむら やすゆき 一等書記官 木村 泰之 ① 在カナダ日本国大使館 ② 事務官 レセプションで加海軍担当と懇談 有識者との意見交換、日本からの要人対応の管理・軍縮を担当しています。カナダ政府との交渉や協議に関する調整、情報収集、有識者との意見交換、日本からの要人対応の支援など、多岐に渡る業務を行っています。 カナダはG7の1国で大西洋・太平洋・北極海と3つの海に面し多様な人々から構成される自然豊かな広大な国ですが、昨年カナダのインド太平洋戦略がとりまとめられ、わが国とますます連携する機会が増えています。その最前線でカナダの同僚達と共により良い安全保障の確保を目指して邁進しています。 ウクライナ 3等空佐 八木 洋徳 ① 第3輸送航空隊第403飛行隊 (美保基地) ② 操縦 C-2輸送機と著者 C-2輸送機への物資搭載の様子 ウクライナ支援のための 物資提供にかかる空輸 私は、空の輸送機操縦士として勤務しています。2022年3月、ウクライナ支援のための物資提供にかかる空輸に従事しました。様々な国を経由しましたが、各国との複雑な調整を経てポーランドで物資を引継ぎ、その際に頂いた大使館関係者の感謝の言葉に、我々の活動が危機に直面している人々の支えとなっていることを実感しました。日本人として、また自衛官として、誇りを感じました。国際社会が不安定な中、自衛隊員の活動の必要性が高まっています。いざという時に備えて訓練に励み、我々に与えられる任務を完遂したいとと思います。 オーストラリア 桐生 顕大 1等空尉 ① 第7航空団飛行群第3飛行隊 (百里基地) ② 操縦 航空機に乗り込む本人 ピッチ・ブラック22に参加して 私はF2戦闘機操縦者として、オーストラリアにて開催されたピッチ・ブラック 22に参加しました。 訓練では、ドッグファイトと呼はれる対戦闘機戦闘をはじめ、様々なミッションを豪空軍、米軍その他参加国の戦闘機部隊と共に、行いました。会話は全て英語で行いましたが、一言に英語といっても国ごとに発音は異なり、うまく通じない場面においては、互いに身振り手振りによるボディランゲージを用いて、言葉の壁を乗り越えました。 厳しい訓練を共に乗り越えて得た信頼関係は、今後の諸外国との円滑な連携への糧になると確信しております。 シンガポール かばさわ ゆういち 2等海佐 椛澤 祐一 ① 米海軍第73任務部隊 (西太平洋兵站群) ② 経補 米海軍第73任務部隊での勤務 シンガポールはインド洋と太平洋とを結ぶマラッカ・シンガポール海峡とも面しており、地域の安定とわが国のシーレーンの安定のためにも重要な地域です。私は、シンガポールにおいて、ロジスティクスを所掌する米海軍第73任務部隊の連絡官として勤務しています。主な業務は、日米補給艦などの行動計画の確認及び提供であり、西太平洋における海上自衛艦などと米軍との補給支援などの調整などを行っています。現場調整などの実務を行うことで日米共同後方の深化に携わることがができるのは貴重な機会であり、この経験を今後も活かしたいと思っています。 アメリカ (ニューヨーク州) あらき じゅんこ 2等陸佐 荒木 順子 ① 国際連合本部 ② 高射特科 副軍事顧問オブライエン少将との出張 (南スーダン) 国連本部で世界の平和と安全をサポート 私は2022年7月からニューヨークの国連本部で軍事計画官として勤務しており、UNMISS※主 担当としてマンデート遂行に必要な軍の定員、編成、装備及び部隊運用にかかる業務に従事しています。他にも副軍事顧問のコンボ、スーダン及び南スーダンへの現場視察に随行し、国連PKOの現場の状況をつぶさに確認しました