ひきこもりや求職中の若者を支援する「育て上げネット」の取り組みを紹介。夜間帯の居場所「夜のユースセンター」も開設。
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コラム 若者をひとりぼっちにさせないために 認定NPO法人育て上げネット理事長 工藤 啓 ●「育て上げネット」では、ひきこもりや求職中の若者の支援として、働きたくても働けない若者のための就労支援プログラム「ジョブトレ」等を実施。他者との関係性を作り、自己効力感を取り戻しながら、若者と「働く」をつなげている。 職場上司からのハラスメントによって体調を崩し、ひきこもりがちな生活が5年ほど続いた20歳代男性 働く力はあるものの、他者と関わることに強い不安感があり、ジョブトレを利用。若者を応援してくれる企業での職場見学や職業体験、地域活動などを通じて少しずつ他者とのコミュニケーションに慣れていき、1年ほどの在籍を経て、現在正社員として元気に働いている。 ●社会から孤立し、孤独とともに生きるのは苦しいこと。若者たちをひとりぼっちにさせないため、ジョブトレ等の「場」で、若者たちがつながりを作れるよう、若者の孤独を知った私たち一人一人が、できることを少しずつ、みんなでやって いく必要がある。 夜間帯の居場所 夜のユースセンター ●2022年5月から、孤独感が高まりやすい夜間帯に、家にいたくない、自宅にいられない若者たちの居場所として、「夜のユースセンター」を開設。現在40~50人の若者が利用。 ●家以外の場所を求める若者、日中では自宅でひきこもっている若者、通学通勤しているが寂しい若者と夕食をともにし、ゲームや音楽を通じて同世代や大人とつながりを作っている。 19