小中高校生の自殺の原因・動機は、家庭問題、健康問題、学校問題に大別され、性別や学年で傾向が異なる。
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第2章 こどもの自殺の状況と対策③ 小中高校生の自殺の原因・動機(詳細項目) 自殺の原因・動機の詳細項目で多くみられるものは、「家庭問題」では「家族からのしつけ・叱責」、「親子関係の不和」、「健康問題」では「病気の悩み・影響(うつ病)」、「病気の悩み・影響(その他の精神疾患)」等、「学校問題」では「学業不振」、「その他学友との不和」、「その他進路に関する悩み」等である。 小中高校生の自殺の原因・動機(詳細項目)の割合(2009~2021年)(性別、小中高校別に5%以上を占めるもの) 男性 35%30%25%20%15%10% 5% 0% 0% 5% 10% 15% 20% 25%30%35% 女性 家庭問題 家族からのしつけ・ 叱責 親子関係の不和 健康問題 病気の悩み・影響 (うつ病) 病気の悩み・影響 (その他の精神疾患) 病気の悩み・影響 (統合失調症) 学校問題 学業不振 その他学友との不和 その他 進路に関する悩み 入試に関する悩み いじめ その他(学校問題) □小学生(n=64) □中学生(n=823) □高校生(n=2,078) (参考)小中学生以外 (n=222,181) □小学生(n=60) □中学生(n=511) □高校生(n=1,162) (参考)小中学生以外 (n=99,215) 「家庭問題」の「家族からのしつけ・叱責」 は特に小学生に多い。 「健康問題」のうつ病、その他の精神疾患は 女子高校生に多い。 「学校問題」について、 男性では、学校段階が進むにつれて、「学業不振」や進路、入試に関する悩 みといった学業的な側面 の強い項目が増えていく。 女性では、「学友との不和」といった 人間関係と関連した項目もみられる。 ※2022年に自殺統計原票の見直しがあり、自殺の原因・動機に ついては以降のデータと単純に合算することができないため、 本概要ではデータの多い2009~2021年の原票の集計値のみ掲載。 資料:警察庁自殺統計原票データより厚生労働省作成 6