長期休暇明けの自殺者数は増加傾向にあり、特に夏休み明けに多い。
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第2章 こどもの自殺の状況と対策⑥ 長期休暇明けの小中高生の自殺 2009年以降の小中高生の自殺者数を日別でみると、8月後半から増加し、特に夏休み明けの9月1日に多くなっている。過去の分析と比べ、夏休み明けの9月1日の自殺者数は減少し、春休み明け(4月上旬)の自殺者数の増加 は緩やかになっている。 地域別にみると、「北海道・東北」の自殺者数が特に増加する時期は、「その他地域」よりも2週間ほど早い。北 海道・東北地方については、夏休み明けが1~2週間早い傾向にあることと関連があると考えられる。 こどもの日別の自殺者の状況 小中高生の8月から9月にかけての自殺者の状況 (警察庁) 自殺統計原票 2009~2023年 (2020年を除く。) による 小中高生の自殺者数(調整値) (厚労省) 人口動態統計 1972~2013年による 18歳以下の自殺者数 8月・9月のみ、地域別 自殺統計原票 2009~2023年 (2020年を除く。) による 140 120 100 80 60 40 20 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1.0 0.8 0.6 0.4 0.2 0.0 8月 9月 北海道・東北 その他地域 ※自殺統計原票は小中高生の自殺者を発見された日に、人口動態統計では18歳 以下の自殺者を自殺した日に基づいて集計している。 日別の自殺者数を5日中心移動平均によって平滑化したもの。比較のしやすさ のため最大値を1としている。 ※自殺統計原票によるデータは14年間、人口動態統計によるデータは42年間の 値であるため、自殺統計原票の原数値を42/14倍等する調整を行っている。 資料:警察庁自殺統計原票データ、内閣府「平成27年版自殺対策白書」より厚生労働省作成 9