持続的な社会の発展のため、誰もが活躍できる一億総活躍社会の実現を目指す。
タグ: 一億総活躍社会, 働き方改革, 少子高齢化, 経済成長, 社会保障, 多様性, 包摂
第4章 包摂と多様性がもたらす持続的な社会の発展に向けて 12 第1節 一億総活躍社会の実現 現在我が国は、少子高齢化の下での持続的成長という世界に先駆けた課題に直面。これに対して政府では 「ニッポン一億総活躍プラン」を策定し、様々な環境に置かれている誰もが、家庭で、職場で、地域で、あら ゆる場で居場所を持ち活躍できる社会の実現を目指している。 全ての人が包摂される社会、一億総活躍社会が実現できれば、安心感が醸成され、将来の見通しが確かに な り、消費の底上げ、投資の拡大にもつながる。さらに、一人一人の多様な能力が十分に発揮され、多様性が認 められる社会を実現できれば、新たな着想によるイノベーションの創出を通じて、生産性が向上し、経済成長 を加速することが期待される。 また、政府は一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジとして、働く方の置かれた個々の事情に応じ、多 様な働き方を選択できる社会を目指した「働き方改革」にも取り組んでいる。 【「ニッポン一億総活躍プラン」(2016年6月2日閣議決定) 【「働き方改革実行計画」工程表(2017年3月28日働き方改革実現会 議決定)抜粋】 における「成長と分配の好循環」メカニズムの提示】 3.長時間労働の是正 女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した方も、障害や難病のある方も、家庭で、 職場、地域で、あらゆる場で、誰もが活躍できる、いわば全員参加型の一億総活躍社会を実現。 6 健康で働きやすい職場環境の整備 【今後の対応の方向性】 労働者が健康に働くための職場環境の整備に必要なことは、労働時間管理の厳格化だけ 成長と分配の では ない。上司や同僚との良好な人間関係づくりを併せて推進する。産業医・産業保健機 好循環 職場の強化等を図る。また、新たな規制に対応した監督指導体制を強化する。 5.病気の治療、子育て・介護等と仕事との両立、障害者就労の推進 10 治療と仕事の両立に向けたトライアングル型支援などの推進 これまでのアベノミクス 三本の矢(大胆な金融政 策、機動的な財政政策、 民間投資を喚起する成 長戦略)を一層強化 子育て支援・介 護の基盤強化 【今後の対応の方向性】 がん等の病気を抱える患者や不妊治療が活躍できる環境を整備する。治療状 況に合わせた働き方ができるよう、患者に寄り添いながら継続的な相談支援を行い、患 者・主治医・会社間を調整する両立支援コーディネーターを配置し、主治医、会社とのト ライアングル型サポート体制を構築する。あわせて会社、労働者向けの普及・啓発を行い、 企業文化の抜本改革を促す。 希望出生率1.8の実現 介護離職ゼロの実現 12 障害者等の希望や能力を活かした就労支援の推進 名目GDP600兆円 の実現 【今後の対応の方向性】 障害者等が希望や能力、適性を十分に活かし、障害の特性等に応じて最大限活躍できる 経済成長の隘路(あいろ)である少子高齢化に真正面から立ち向かう。広い意味での経済政策とし て、子育て支援や社会保障の基盤を強化、それが経済を強くするという新たな社会経済システムを 創る。「究極の成長戦略」 参考文献:政府広報オンライン ※隘路…物事を進める妨げる困難な問題 ※隘路…物事を進める妨げとなる困難問題