折れ線グラフから必要な数値を読み取り、条件に当てはまることを記述することに課題がある。
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2. 教科に関する調査結果 (3)小学校算数 データの活用 R6 分析のポイント④ 折れ線グラフから必要な数値を読み取り、条件に当てはまることを記述することに課題がある。 (課題) 具体的な設問例 C市で桜が開花した月が3月だった回数と4月だった回数を年代(10年間)ごとに表した折れ線グラフを 大問5(3) 読み取り、3月の回数と4月の回数のちがいが最も大きい年代がいつで、そのちがいが何回かについて述 べる。 ※紙面の都合上、一部問題文を改めています。 解答の分析 こうたさんたちは、下の折れ線グラフをもとに、気づいたことについて 話し合っています。 正答例 3月の回数と4月の回数のちがいが最も大きい年代は、2000年代で、2000年代の 3月の回数と4月の回数のちがいは6回です。 1970年代は、3月の回数より4月の回数のほうが4回多い ですね。 正答率 43.2% 〈正答の条件〉 ① 3月の回数と4月の回数の違いが最も大きい年代が2000年代であることを表す言葉 ② 2000年代の3月の回数と4月の回数の違いが6回であることを表す数 3月の回数と4月の回数が同じ年代がありますね。 誤答例 3月の回数と4月の回数のちがいが最も大きい年代は、2000年代で、2000年代の 3月の回数は2回で、4月の回数は8回です。 3月の回数と4月の回数のちがいが大きい年代がありますね。 〇誤答例の解説 このように解答した児童は、3月の回数と4月の回数の違いが最も大きい年代が2000年代であること は記述できているが、2000年代の3月の回数と4月の回数を誤って記述している。 下の折れ線グラフで、3月の回数と4月の回数のちがいが最も大きい年代は いつですか。また、その年代について、3月の回数と4月の回数の ちがいは何回ですか。 指導改善のポイント ちがいが最も大きい年代と、その年代について、3月の回数と4月の回数 が何回ちがうかを、言葉と数を使って書きましょう。 児童が必要なデータを読み取れているかを確認するために、データを読み 取って捉えたことを伝え合う活動を行うことが考えられる。その際、身近な 場面から興味や気付きから生じた疑問を解決できるような問題場面を設定す ることが大切である。 (回) 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 3月の回数と4月の回数 4月 3月 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 「令和6年度【小学校算数】報告書」大問5 授業アイディア例 https://www.nier.go.jp/24chousakekkahou/report/data/24pm_math_idea_05.pdf#page=12 21