新たな産業政策は、国際経済秩序の強化・再構築のため、負の外部性に対処する必要がある。
タグ: 新しい産業政策, 産業政策, 国際的影響, 負の外部性, 市場歪曲, 国有企業, 経済的依存関係, 通商ルール
「新しい産業政策」と「産業政策の国際的影響」 近年、グリーン移行等の社会経済課題に対処しつつ産業発展を目指す新たな産業政策が議論され、主要国の産業政策にも反映。 国際経済秩序の強化・再構築には、市場歪曲的措置や非商業的な国有企業の行動、経済的依存関係の武器化等、産業政策が生じうる国際的な負の外部性に対処する必要。 新しい産業政策 産業政策の国際的な負の外部性 ワシントン・コンセンサスの問題顕在化 新たな経済社会課題に対処する産業政策の必要 産業政策は国際的な負の外部性を起こし得る 一部は既存の通商ルールで対処 (例: WTO補助金協定・EPA国有企業規律) 新たな産業政策論 現代の課題 ・政府と市場を二項対立ではなく補完的に捉える ・市場の失敗だけでなくその他の政策目標も重視 ・ターゲティングだけではなく水平的政策も重要 例: マツカート「ミッション志向の産業政策」 市場歪曲的措置、非商業的な国有企業の行動、 経済的依存関係の武器化等 米国: サリバン大統領補佐官(当時) 「新ワシントン・コンセンサス」演説 EU: ドラギ・レポート/「競争力コンパス」 国際経済秩序の強化・再構築には、産業政策によ る国際的な負の外部性・規模の経済の悪影響、通 商ルールの濫用に 対処する国際協調の積み上げや ルールの強化が必要。 21