世界の輸出は堅調に拡大。経済成長率との関係では、1.8倍から0.9倍に鈍化。経済連携協定を通じた貿易取引が拡大。
タグ: 貿易構造, 国際貿易, 中間財, 域内貿易, 経済成長率, 経済連携協定
世界の貿易構造の変化:国際貿易は中間財・域内貿易が中心 ● 世界の輸出は、世界金融危機やパンデミックで一時的な減少が生じたものの、堅調に拡大。 他方、経済成長率との関係では、1980年以降、世界金融危機前までは輸出はGDPの 1.8倍の成長率で大幅に拡大し、その後は0.9倍に鈍化し、スロートレードの傾向が顕著。 ● 経済連携協定を通じた関税引下げの動きとあいまって、輸送コストの小さい近隣の地域 内諸国との中間財を中心とした貿易取引が拡大。 世界のGDP及び輸出の成長率の推移 主要地域の域内貿易比率の推移 20 (%) 実質輸出平均成長率 6.3% (1980~2007) IMF見通し 400 300 (2000=100) 70 60 50 40 30 20 10 0 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18 20 22 24 26 10 0 -10 -20 実質輸出水準(右軸) 実質GDP成長率 実質輸出成長率 実質輸出平均成長率 2.8% (2007~2021) 200 100 0 世界の財別輸出の推移 (兆ドル) 46 1,600 42 1,200 38 800 34 400 30 0 (世界全体) 中間財のシェア(右軸) 中間財 素材 最終財 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 (%) 50 40 30 20 10 0 80 82 84 86 88 90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18 20 EU NAFTA ASEAN+6 ASEAN+3 ASEAN10 ASEAN 備考: 1. 域内貿易比率=各国の域内諸国との貿易総額/各国の貿易総額 2. EUは当該年に加盟している加盟国ベースで集計 資料: 世銀「World Integrated Trade Solution」database から作成 (アジア) 中間財のシェア(右軸) 中間財 素材 最終財 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 50