各国がAI政策と関連予算を策定し、半導体・デジタル産業の育成に注力。
タグ: AI政策, 予算, 半導体, デジタル産業, 韓国, フランス, イギリス, スイス
各国のAI政策と関連予算 半導体・デジタル産業を取り巻く情勢 ※12月23日時点における為替レートを用いて計算。 国名 取組概要 韓国 2025年11月の李大統領による来年度予算の施政演説において、2026年度のAI関連予算について、前年度の3倍以 上となる10兆1,000億ウォン(約1兆円)とする旨を発表。うち2兆6,000億ウォン(約2,700億円)は産業・生 活・公共の全分野におけるAI導入に、7兆5,000億ウォン(約7,900億円)は人材育成、インフラ構築に充てられる。 ● フィジカルAI先導国家実現のため、ロボット、自動車、家電、半導体等の主要産業分野を中心に今後5年間で約6兆 ウォン(約6,400億円)を投資する。 ※この他、NVIDIAから韓国政府として最新型GPUを5万枚調達し、独自の基盤モデル開発等を行う旨 発表(その他韓国大手企業4社がそれぞれ5~6万枚のGPUを調達見込み。総数は26万枚に上る)。 フランス 仏政府系投資銀行、UAEのファンド、Mistral AI、NVIDIAがJVを設立し、欧州最大級のAIキャンパスを85億ユー ロ(約1.6兆円)で整備。 ● フランス全体の投資戦略「France2030」の中で、25億ユーロ(約4,600億円)相当がAI事業に振り向けられる予 定(オープンなデータセット・基盤モデル開発の支援等)。 イギリス ● 2023年から投資開始、2025年に正式政策化。基盤モデル開発を含むAI開発に取り組む研究者を支援する公的投資型 アプローチで、基礎AI研究、バイオサイエンス、材料科学、防衛の4領域を優先支援。 ● 2030年までの5年間で10億ポンド(約2,100億円)を投資する。 スイス ● 「公共財としてのAI」を掲げ、アーキテクチャ・重み・学習データを公開する完全オープンソースの基盤モデルの開 発に取り組む。2025年9月にApertus(8B/70Bモデル、1,000以上の言語に対応)をリリース。 ● 2028年までに2,000万スイスフラン(約40億円)に加え、1,000万GPU時間を提供。チューリッヒ工科大学と ローザンヌ工科大学が共同設立したスイス国立人工知能研究所(SNAI)が運営主体。 16