文化財の保存・継承体制の構築と、伝統技術の活用およびデジタル技術を融合させた新たな社会的・経済的価値の創出を推進する施策。
タグ: 文化財保護, 伝統技術, 人材育成, デジタルアーカイブ, 文化観光
第3章 4. 文化芸術資源から生み出される新たな価値と継承 文化財の持続可能な保存・継承体制の構築を図るための5か年計画(2022年度から2026年度)として、「文化財の匠プロジェクト」を推進。文化財の保存・継承に欠かせない用具・原材料の確保、文化財保存技術に係る人材育成と修理等の拠点整備、文化財を適正な修理周期で修理するための事業規模の確保等の取組を推進。 文化財保護法に基づき、工芸技術などの優れた「わざ」を重要無形文化財として指定し、その「わざ」を高度に体得している個人や団体を「保持者」「保持団体」として認定。 コラム 選定保存技術広報事業「文化庁日本の技フェア」 文化庁では、文化財の保存技術の大切さや伝承者の養成、文化財の修理や用具・原材料などに関する現状への理解増進、未来の伝承者・理解者の養成等を目的に選定保存技術広報事業「文化庁日本の技フェア」を毎年実施。2025年度は22団体が実演及び体験を行い、職人や修理技術者の熟練の技を参加者の目の前で披露した。 写真: 檜皮葺体験 (文化庁提供) 写真: 紅花染め体験 (文化庁提供) コラム 伝統文化親子教室事業 - 宮城の手すき和紙体験教室 - 仙台市の伝統工芸である手すき和紙を地域の子供たちに知ってもらう体験教室が行われており、5回の教室を通して、和紙の歴史や特徴を学び、実際に道具を使い、手すき和紙の体験をすることができる。 写真: 手すき和紙体験の様子 (東北工芸はじめ提供) 【文化芸術資源を活かした社会的・経済的価値の創出】 文化芸術資源を、多くの人の参画を得ながら社会全体で支えていくためにも、文化芸術資源を活かした社会的・経済的価値の創出が必要。 文化庁では、本物の文化財の保存・活用と並行して、模写模造品の製作や、伝統的な技法・描法・材料や先端技術等を活かした文化財のデジタルアーカイブ、模写模造、バーチャルリアリティなどの取組を推進。 写真: デジタルコンテンツによる解説 (埼玉県蓮田市教育委員会提供) 30