Society 5.0実現に向け、基盤技術の研究開発と大型研究施設の整備・活用を推進。
タグ: Society 5.0, 研究開発, 基盤技術, 大型研究施設, イノベーション, デジタル化, 科学技術
第3章 第3節 Society 5.0 を実現するための研究開発の推進 1. ものづくりに関する基盤技術の研究開発 国内外における情勢変化と新型コロナウイルス感染症拡大の中、科学技術・イノベーション政策につ いては、Society 5.0 の前提となる研究環境等のデジタル化が十分進んでいない。 Society 5.0 の実現に向け、科学技術・イノベーション基本計画に基づき、総合知やエビデンスを活 用しつつ、バックキャストにより政策を立案し、イノベーションの創出により社会変革を進めていく。 革新的な人工知能、ビッグデータ、IoT、マテリアル、光・量子技術などの未来社会の鍵となる先端 的研究開発の推進が必要。 基盤となる技術の創出や様々 なシステム間のデータ連携を図るとともに、これらを支える最先端の大型研究施設の整 備利活用などを推進。 【大型放射光施設 (SPring-8)・X線自由電子レーザー施設 (SACLA) の整備・共用】 「放射光」及び「X線自由電子レーザー」を用いて、物質の原子・分子レベルの構造や機能・動態を解析可能な 世界最高性能の研究基盤施設。 【大型強度陽子加速器施設 (J-PARC) の整備・共用】 陽子加速器から生成される多彩な2次粒子 (中性子、ミョン、ニュートリノなど) を用いて、革新的 材料、新薬の開発につながる構造解析などが進められている。 【官民地域パートナーシップによる次世代放射光施設の推進】 軽元素を感度良く観察できる高輝度な軟X線を用いて、従来の物質構造に加え、物質の機能に影響を与 える電子状態の可視化が可能な次世代の研究基盤施設。 2023年度の完成を目指して、官民地域パートナーシップにより整備が進められている。 【スーパーコンピュータ「富岳」の開発】 世界最高水準の汎用性のあるスーパーコンピュータ「富岳」を開発するプロジェクトを推進。 「富岳」を活用する重点分野として、ものづくり・創薬・エネルギー分野など計9課題を限定。 写真: SPring-8及びSACLA全景 写真: J-PARC全景 写真: 次世代放射光施設完成予想図 写真: スーパーコンピュータ「富岳」 50