ものづくり人材育成のため、小中高大学で特色ある教育を実施し、技術者等を輩出。
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第3章 第2節 ものづくり人材を育む教育・文化芸術基盤の充実 1. 各学校段階における特色ある取組 ● 我が国の競争力を支えるものづくりの次世代を担う人材を育成するため、ものづくりへの関心・素養を高める小学校、中学校、高等学校における特色ある取組の実施や、大学における工学系教育改 革、高等専門学校における人材育成など、ものづくりに関する教育の一層の充実が必要。 ● 大学における工学関係学科、高等専門学校、専門高校(工業に関する学科)、専修学校において は、我が国のものづくりを支える高度な技術者などを多数輩出している。 【小・中・高等学校の各教科における特色ある取組】 ➢ ものづくりに関係する教科を中心に各教科の特質を踏まえた教育を行う。 ➢ 例えば、小学校の「図画工作」では手や体全体での感覚などを働かせ、材料や用具を使い、創造的につ くったり表したりすることができるようにすることとしている。 ➢ 中学校の「技術・家庭(技術分野)」では、技術が生活の向上や産業の継承と発展などに貢献してい ること、緻密なものづくりの技などが我が国の伝統や文化を支えてきたことに気付かせることなどを新たに明 記している。 ➢ 高等学校の専門教科「工業」では、教科目標に「ものづくり」を明記するとともに、実践的・体験的な学 習活動を通じた資質・能力の育成を一層重視するなどの教育内容の充実を図っている。 コラム ものづくりの大切さを実感できる校内ロボットコンテスト-埼玉大学教育学部附属中学校- 埼玉大学教育学部附属中学校の2年生は、毎年技術・家庭科分野の授業でロボットコンテストに 取り組んでいる。本年度は「新型コロナウイルス感染症で苦労している飲食店の皆さんを元気にしよう」 をテーマに、テーブルを消毒するロボットの開発に取り組んだ。 解決が困難な問題を、自ら解決策を考えて具体的に作り上げ、さらに異なる考えをもつ友達等と 意見交換する中でよりよい新たな解決策を創造するというこのような経験は、「ものづくり」の大切さを実 感できる学びに,つながっている。 写真:消毒液のついたローラー でテーブルを拭くロボット 46