食料安全保障の定義と、経済的理由による食料入手困難者の増加について解説。
タグ: 食料安全保障, 国際議論, 経済的理由, 物流, 所得
特集 第2節 現行基本法制定後の情勢の変化と今後20年を見据えた課題 食料安全保障に関する国際的な議論が進展 FAOにおける食料安全保障の定義 【FAOにおける食料安全保障の定義】 食料安全保障は、全ての人が、いかなる時にも、活動的で健康的な生活に必要な食生活上のニーズと嗜好を満たすために、十分で安全かつ栄養ある食料を、物理的にも社会的にも経済的にも入手可能であるときに達成される。 【食料安全保障の四つの要素】 Food Availability (供給面) 適切な品質の食料が十分に供給されているか。 Food Access (アクセス面) 栄養ある食料を入手するための合法的な、政治的、経済的、社会的な権利を持ち得るか。 Utilization (利用面) 安全で栄養価の高い食料を摂取できるか。 Stability (安定面) いつ何時でも適切な食料を入手できる安定性があるか。 資料:農林水産省作成 経済的理由により十分な食料を入手できない人が増加しているほか、食料を届ける力が減退 所得金額階級別世帯の相対度数分布の変化 1990年代以降、非正規雇用の増加等により、低所得者 層が増加。所得が200万円未満の世帯割合の増加が見られ ており、経済的理由により十分な食料を入手できない者が 増加 2,000万円以上 1,500~2,000万円 1,200~1,500万円 1,000~1,200万円 900~1,000万円 800~900万円 700~800万円 600~700万円 500~600万円 400~500万円 300~400万円 200~300万円 100~200万円 100万円未満 1997年 2021年 いわゆる「物流の2024年問題」の影響と併せて、食品 流通に支障が生じる懸念が高まっている。また、国内市場 の縮小の影響は、特に過疎地で顕在化・深刻化しており、 「買い物困難者」が増加 資料:厚生労働省「国民生活基礎調査」を基に農林水産省作成 4
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