都市農業、体験農園、棚田・農業遺産等の魅力発信を通じて、都市住民と農村の関わりを深め、関係人口の拡大を推進する施策を解説している。
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第7節 都市農業の振興と農村の魅力発信による農村に関わる人材の裾野拡大 第6章 農村の振興 都市農業、農業体験、棚田・農業遺産の魅力発信等を通じ、農村に関心と関わりを持つ農村関係人口の拡大を推進 都市農業の振興 64.3%の都市住民が都市農地を保全すべきと回答 農業体験や農地の周辺環境対策、防災機能の強化等の取組への支援により、多様な機能を有する都市農業を振興。また、意欲ある農業者による耕作や市民農園・体験農園の整備等による都市農地の有効活用を促進 都市農地貸借法に基づき貸借が認定・承認された農地は、農地所有者が意欲ある農業者等に安心して農地を貸付けすることが可能。その面積は、2024年度は136haと前年度に比べ16.4%増加 農業体験の推進 都市農地貸借法の制定を契機に、生産緑地を活用した民間企業等による手軽な市民農園が拡大。市民農園の農園数は増加傾向で推移 棚田・農業遺産等の魅力の発信 棚田地域振興法に基づく指定棚田地域は749地域に拡大。棚田を核とした地域振興の取組を支援するとともに、棚田地域振興コンシェルジュによる情報提供等を推進 世界農業遺産に新たに2地域が認定され、国内の認定地域は17地域。日本農業遺産の認定地域は28地域。農業遺産地域の魅力を広く発信し、地域活性化を図る取組を推進 世界かんがい施設遺産に新たに国内の2施設が認定され、国内の認定施設数は56施設。当該施設を活用した、かんがいの歴史と発展の理解促進、地域活性化を図る取組を推進 「ディスカバー農山漁村の宝」に27団体と3人を選定 事例 都市農業ならではの消費者と連携した幅広い活動を展開 苅部農園(神奈川県) 直売所で販売している野菜 収穫した農産物の約8割を同農園が運営する直売所で販売 都心へのアクセスが良い住宅地に農地が点在。近隣住民に農業を理解してもらう取組として「畑の見学ツアー」を実施 地元の小学生向けの農業授業も実施 事例 体験農園を通じた地域活性化を実現 一般社団法人小金井市観光まちおこし協会(東京都) セミナー農園 地域の若手農家から栽培について学べる50歳以上を対象としたセミナー農園、農福連携事業を行う福祉農園等の全5種類の農園を運営 地元の農産物の販売や子供向けの無料の食事提供といったイベントを定期的に開催し、地域の交流の場を創出 57