PPPT
統合イノベーション戦略2025 全体像編
インフォグラフィック一覧

統合イノベーション戦略2025 全体像編

内閣府2025年6月原文PDF

40兆円の研究開発投資から宇宙・量子・AI・脱炭素まで——日本の科学技術イノベーション戦略の全体像を13のビジュアルで読み解く

競争力38位——科学技術立国の踏ん張りどころ

1
名目GDP 592兆円実質成長率1.9%
IMD世界競争力 38位/67か国デジタル競争力は31
SDGs達成度 79.9pt(世界18位)持続可能な社会への進捗
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.29,85

名目GDP592兆円・成長率1.9%の一方、IMD世界競争力は67か国中38位。デジタル競争力も31位と、科学技術立国の地位が揺らいでいる。

目標30兆円に対し実績40.5兆円——政府R&D投資は過去最大

2
政府研究開発投資
これまで目標 30兆円
これから実績 40.5兆円
官民合計(3年間実績)
これまで目標 120兆円
これから3年で 62.5兆円
対GDP比
これまで目標 4%
これから実績 3.70%
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.180,181

第6期基本計画の政府R&D投資は目標30兆円を大幅に超え40.5兆円に到達。対GDP比3.70%で目標4%に迫る水準まで拡大した。

3.4兆円が情報通信に集中——量子・AIはまだ小さい

3
合計65879億円
情報通信33838億円
環境12488億円
エネルギー11299億円
バイオ3993億円
AI2734億円
量子1527億円
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.31,41,85

政府R&D投資の分野別内訳。情報通信3.4兆円が最大で全体の半数近く。AI2,734億円・量子1,527億円は合計でも情報通信の1割強にとどまる。

AI教育494件認定、安全研究所は10か国連携

4
AI教育プログラム リテラシーレベル 494件認定全国の大学・高専で数理・DS・AI教育が拡大
応用基礎レベル 243件認定より実践的なAIスキル習得を促進
AI安全研究所(AISI)10か国連携国際的なAI安全ネットワークを構築
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.37,148

数理・DS・AI教育のリテラシーレベル494件・応用基礎243件を認定。AI安全研究所(AISI)は10か国が連携する国際ネットワークに成長。

宇宙1兆円・量子・核融合——次の技術覇権の賭け

5
宇宙戦略基金 1兆円月面着陸2回、打ち上げ年間30件を目指す
量子産業化元年 100量子ビット超2025年を「量子産業化元年」と位置付け
フュージョンエネルギー2030年代に世界に先駆けた発電実証を目指す
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.153,158,170

宇宙戦略基金1兆円で月面着陸2回・打ち上げ年30件を目指す。量子は100量子ビット超、核融合は2030年代に世界初の発電実証を計画。

自治体の65%がゼロカーボン宣言——脱炭素は地方から

6
温室効果ガス排出量10億7,100万トンCO2(2023年度)
ゼロカーボンシティ 1,161自治体全自治体の約65%が宣言
RE100加盟企業 91再エネ100%を目指す企業
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.41,43

全自治体の約65%にあたる1,161自治体がゼロカーボンシティを宣言。温室効果ガス排出量は10億7,100万トンCO2、RE100加盟企業は91社。

ESG 626兆円——マネーが脱炭素を加速する

7
ESG投資残高626兆円
循環型社会ビジネス市場63.2兆円
インパクト投資残高11.5兆円
GI基金2兆円
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.41,149,181

ESG投資残高626兆円、循環型社会ビジネス市場63.2兆円、インパクト投資11.5兆円。GI基金2兆円と合わせ脱炭素マネーが急拡大している。

10兆円ファンド——ハーバードの2倍で世界最大級

8
日本 大学ファンド10兆円
ハーバード大学4.5兆円
イェール大学3.3兆円
スタンフォード大学3.1兆円
ケンブリッジ大学1兆円
オックスフォード大学0.82兆円
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.18,126

10兆円の大学ファンドはハーバード4.5兆円・イェール3.3兆円を大きく上回り世界最大級。研究力強化の切り札として創設された。

Top10%論文シェア7.9%——研究の質で世界に遅れ

9
被引用Top10%論文シェア 7.9%世界における日本の存在感が低下
Top1%論文の国際共著率 83.7%トップ論文ほど国際連携が不可欠
被引用Top10%論文 7,302量から質への転換が急務
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.85,96

被引用Top10%論文のシェアは7.9%で低迷。Top1%論文の国際共著率83.7%が示すように、トップ論文ほど国際連携が不可欠になっている。

工学19%、人文53%——博士の女性比率は分野で3倍違う

10
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.102

博士課程の女性比率は人文科学53%に対し工学19%と約3倍の格差。理学20%・農学36%など、STEM分野で多様性の確保が課題となっている。

人口100万人あたり博士126人——欧米の半分以下

11
博士課程支援 20,400生活費相当額を支給
人口100万人あたり博士号 126欧米と比べなお少ない
リカレント教育 100万人目標社会人の学び直しを推進
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.99,130

人口100万人あたり博士号取得者は126人で欧米の半分以下。博士課程20,400人に生活費相当額を支給し、リカレント教育100万人を目標とする。

5Gカバー率98%、重要物資124件認定——守りと攻め

12
5G人口カバー率
これまで目標 97%
これから実績 98.1%
ポスト5G研究開発
これまで
これから1500億円投入
重要技術育成
これまで
これからKプログラム 51
特定重要物資
これまで
これから安定供給計画 124件認定
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.34,36,64,66

5G人口カバー率98.1%達成、ポスト5Gに1兆500億円投入。Kプログラム51件・特定重要物資124件認定で経済安全保障も強化している。

食料自給率38%、健康寿命75歳——技術で暮らしを変える

13
健康寿命 男性72.57歳 女性75.45100歳まで活動できる社会を目指す
みどり認定経営体 27,67746道府県で持続可能な農業が拡大
食料自給率 38%みどりの食料システムで生産力向上へ
2050年 — カーボンニュートラルの実現テクノロジーが叶える持続可能な社会
PPPT出典: 内閣府「統合イノベーション戦略2025」p.29,43,85

健康寿命は男性72.57歳・女性75.45歳、食料自給率38%。みどり認定経営体27,677が46道府県に拡大し、2050年カーボンニュートラルを目指す。

出典: 内閣府統合イノベーション戦略2025(2025年6月6日)

数値はAI(Gemini)により自動抽出したものです。正確な情報は原文をご確認ください。