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A.「金融仲介機能のベンチマーク」等の客観的指標を活用し、地域企業や支援関係者
「金融仲介機能のベンチマーク」等の客観的指標を活用し、地域企業や支援関係者等を含め、金融仲介機能の発揮に向けた深度ある対話を行う。
出典: 金融庁『平成30事務年度 金融行政方針』2018年9月公表
(地域金融機関との深度ある「対話」の構築・実践(「見える化と探究型対話」)) 地域生産性向上支援チームと各財務局が密接に連携しつつ、把握した地域経済・企業の実態や「金融仲介機能のベンチマーク」等の客観的指標等を活用し、地域企業や支援関係者と金融機関との考え方や認識の差異等を明確にし、それらを基に、経営陣等や営業現場の責任者等を含め、地域金融機関との間で金融仲介機能の発揮に向けた深度ある対話を行う。 経営改善、事業再生、事業承継等が必要な企業に対する適切な支援が、専門人材やノウハウが不十分なためにできていない金融機関に対しては、地域経済活性化支援機構や日本人材機構等、企業支援機能の強化に向けた人材・ノウハウ支援に取り組む外部機関の活用も促す。 (各分野における取組み) <金融機能強化法に基づく資本参加を受けた地域金融機関への対応> 金融機能強化法に基づく資本参加を受けた地域金融機関に対しては、同法の趣旨を踏まえ、金融仲介機能の十分な発揮を促進する観点から、持続可能なビジネスモデルの構築に向けた取組みを促す。そのため、経営強化計画の達成に向けた課題の解消度合い等を的確に把握できる指標等を活用した深度ある対話を通じ、その進捗のモニタリングを実施する。あわせて、現行の制度・監督対応に改善の余地がないかについても検討する。 <経営者保証に関するガイドラインの更なる活用促進> 昨事務年度に実施した実態調査結果等を踏まえると、ガイドラインの活用が習熟している金融機関では、形式的な対応に留まらず、競争力の強化や顧客に対する満足度を向上させるといった経営戦略上の問題意識を持つことにより、経営トップが主導して各種取組みを実施している傾向が窺える。更なるガイドラインの活用を促すため、経営戦略におけるガイドラインの位置づけ等について、経営トップを含めた金融機関との対話を行う。また、特に活用が習熟していない金融機関に対しては、優良な組織的取組事例等を横展開するとともに、ガイドラインQ&Aの改正等の環境整備により、ガイドラインの活用を促す。 さらに、金融機関の取組状況が顧客に広く認識されるよう、事業承継時における活用実績を含めた自主的な開示等の金融機関による取組みの見える化を促す。 <円滑な事業承継に向けた支援> 中堅・中小企業経営者の高齢化が進行している中で、後継者確保が困難等の理由で廃業を選択する事業者が増えているため、金融機関と事業引継ぎ支援センター65の連携を強化すること等により、金融機関による積極的な事業承継支援を促していく。 65 事業引継ぎ支援センターは、後継者不在に悩む中小企業等を支援するため、産業競争力強化法に基づく認定支援機関に各都道府県1箇所ずつ設置されている機関(中小企業庁所管)。 83