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A.2024年の農業機械作業に係る死亡事故の割合は54.4%。
出典: 農林水産省『令和7年度 食料・農業・農村白書(概要)』2026年5月公表
54.4%
農業機械作業に係る死亡事故の割合
第6節 農作業安全の確保と農業生産工程管理・衛生管理 第2章 農業の持続的な発展と食料自給力の確保 ✓ 農作業安全の確保に向け、熱中症対策の徹底等を推進 ✓ 国際水準GAPの普及の推進や、畜産における農場HACCPの普及・定着等を推進 農作業安全の確保 2024年の農作業事故の死亡者数は287人となり前年から51人増加。うち熱中症は59人と、22人増 気温が上昇傾向にある中、熱中症等の発生リスクを低減するため、農業者の安全意識の強化を推進するとともに、農作業の省力化・軽労化に資する生産方式への転換を進めることが重要。このため、関連施策を「農作業における熱中症等対策総合パッケージ」として取りまとめ、関係機関を挙げて強力に推進 このほか、農作業事故のうち、農業機械作業に係る死亡事故が54.4%。農耕作業用自動車の死亡事故は、特に乗用型トラクタで発生 GAP・農場HACCPの推進 2025年度を国際水準GAPの本格実施年として普及を推進。大阪・関西万博等の農産物の調達基準において、GAP認証農産物等が調達基準の要件への適合度が高い農産物に位置付け 畜産においては、GAPに加えて、畜産物の安全性確保のための高度な飼養衛生管理手法である農場HACCPの普及・定着、認証取得等を推進 農作業における熱中症等対策総合パッケージ 熱中症等の回避に向けた安全意識の向上 〇研修の強化(熱中症等対策研修期間の前倒し) より多くの農業者に早い段階から熱中症への注意を促すため、熱中症対策研修期間を1か月前倒(4~6月)。この中で、熱中症や夏季の農作業事故の回避策をお伝えするとともに、ホワイト生産方式への転換の必要性を啓発。 〇夏の熱中症等対策声かけ期間の新設 特にリスクが高い7~9月を新たに「夏の熱中症等対策声かけ期間」として設定し、関係機関を挙げて、各種メディアを活用した声かけ運動を展開。 熱中症等のリスクを低減する生産方式 ホワイト生産方式への転換 〇スマート農業技術の導入 自動化技術やIT技術の活用を通じて、省力化・軽労化。 (例)・水管理の遠隔操作や自動化 ・生育予測システムによる業務量の平準化 (支援策)スマ転事業 〇農業支援サービスの活用 作業の外部化を通じ、農業者の高温露時間短縮を軽減。 (例)・ドローンによる農薬・肥料散布作業の委託 ・リモコン草刈機を有する事業者への作業委託 (支援策)サービス加速化事業 〇農作物の高温対策 農作物の高温対策を通じて、農業者の労働環境も改善。 (例)遮光資材、細霧冷房、天窓、ヒートポンプの活用 (支援策)グリーンな栽培体系転換 事例 GAPの取組によって働く人に優しい農業を実現 株式会社国太郎(群馬県) 出荷したこまつな 社長の宮田さんと従業員 2019年にJGAP認証を取得。本認証に準拠した形式で、栽培から労務までを一括管理できるオリジナルソフトを作成 従業員からの提案によるサマータイム導入や作業改善に取り組み、従業員の主体性と協調性を両立 農業生産工程管理の改善を通じて、経営の効率化に加え家族的な協調性の醸成にもつながり、働く人に優しい農業を実現 33