ファクトはAIによる自動抽出です。誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は原資料をご確認ください。
A.2020年の米国の対外証券投資残高(対主要新興国)におけるブラジルの割合は1%。
出典: 経済産業省『通商白書2022(全体版)』2022年6月公表
先進国の金融政策正常化に伴う新興国経済への影響 第3節 インドについては、日本が約417億ドルと米国、英国に次ぐ第3位の与信規模を有している上、前述したとおり、既に財政赤字幅が大きい中、政府総債務が増大し、2020年のGDP比で90%に達していることから、今後財政状況の悪化が更に進行した場合、インドに対してエクスポージャーを有する金融機関の財務健全性にも影響が及ぶ懸念もあり得るため、今後のインドの財政動向には注意が必要である。(2)日本以外の先進国による主要新興国への証券投資 続いて、日本以外の主要先進国の対新興国証券投資残高の推移を概観し、先進国に及ぼし得るリスクを考察する54。 米国の対外証券投資残高のうち主要新興国の上位3か国は、インド(合計残高の2%)、ブラジル(同1%)、メキシコ(同1%)でいずれも低い水準となっている。3か国の残高とも2020年6月に減少した後、上昇基調となっており、特にインドの増加幅が大きい(第I-1-3-17図)。 英国の対外証券投資残高のうち主要新興国の上位3か国は、ブラジル(合計残高の1%)、インド(同1%)、メキシコ(同0.4%)と低い水準で、ブラジルの残高は、大きく上下して新規証券投資と引揚げを繰り返している一方、メキシコの残高は徐々に減少している(第I-1-3-18図)。 第I-1-3-17図 米国の対外証券投資残高 対新興国と対世界全体の推移 投資国別の内訳 (億ドル) (兆ドル) 3,000 18 2,500 16 2,000 14 1,500 12 1,000 10 500 8 6 4 2 0 0 6 12 6 12 6 12 6 12 6 12 6 12 6 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 備考:2021年6月時点(2022年4月ダウンロード) 資料:IMFから作成。 第I-1-3-18図 英国の対外証券投資残高 対新興国と対世界全体の推移 投資国別の内訳 (億ドル) (兆ドル) 600 4.5 500 4.0 400 3.5 300 3.0 200 2.5 2.0 100 1.5 1.0 0.5 0 0 6 12 6 12 6 12 6 12 6 12 6 12 6 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 備考:2021年6月時点(2022年4月ダウンロード)ドイツは最新データがないため、前期の値。 資料:IMFから作成。 54 対象とする主要新興国は、本節1.(5)と同様、IMFが分類する発展途上国のうち、名目GDP水準が高い12か国(アルゼンチン、インド、インドネシア、タイ、トルコ、フィリピン、ブラジル、ベトナム、マレーシア、南アフリカ、メキシコ、ロシア)とする。 通商白書 2022 69