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A.2024年の空母「福建」の搭載機数は60-70機。
出典: 防衛省『令和6年版 防衛白書(前編)』2024年7月公表
第2節 中国 月までに少なくとも8隻就役しており、今後、中国海軍における長距離ミサイル能力の鍵となる可能性がある。 揚陸艦については、大型のユーシェン級揚陸艦が順次進水、就役している。2021年4月には、1番艦「海南」が南部戦区に、同年12月に、2番艦「広西」が東部戦区に、2022年には3番艦「安徽」が就役し、4番艦もすでに進水したとされる。さらに、ユーシェン級に続く揚陸艦「Type-076」の建造の可能性も指摘されている。 また、中国は現在、2隻の空母を運用し、3隻目の空母の建造を進めている。2012年9月に初の空母「遼寧」が、2019年12月に初の国産空母(中国2隻目の空母)「山東」が就役し、それぞれ南シナ海、東シナ海、太平洋などで活動している。また、2022年6月に進水した2隻目の国産空母(中国3隻目の空母)「福建」は、「遼寧」と「山東」よりも大型で、固定翼早期警戒機などを運用可能な電磁式カタパルトを装備しているとみられ、艦載機運用能力の向上が指摘されている。さらに、将来的な原子力空母の建造計画が存在するとの指摘もある。 また、中国は軍事利用が可能な無人艦艇(USV)や無人潜水艇(UUV)の開発・配備も進めているとみられる。こうした装備は、比較的安価でありながら、敵の海上・水中における優勢の獲得を妨害することが可能な非対称戦力とされる。 空母「福建」 【諸元・性能】 満載排水量:80,000トン以上 速力:30ノット(時速約56km) 搭載機数:J-15戦闘機やKJ-600早期警戒機など60~70機 【概説】 中国2隻目の国産空母。電磁式カタパルトを採用しているとみられる。2024年5月、1回目の海上試験を実施。(一般報道などの指摘) このような海上戦力強化の状況などから、中国は近海における防御に加え、より遠方の海域における作戦遂行能力を着実に構築していると考えられる。また、近い将来、中国海軍は潜水艦や水上戦闘艦艇から対地巡航ミサイルを使用して陸上目標への長距離精密打撃能力を有するようになるとの指摘や、水上艦艇などや固定翼・回転翼機による対潜水艦戦(ASW)能力が著しく向上している一方で、深海におけるASW能力は十分ではないとの指摘もあり、引き続き関連動向を注視していく必要がある。 また、軍以外の武装力の一つである武器は、隷下に世 第1部 第3章 諸外国の防衛政策など 図表I-3-2-5 中国の主な海上戦力 近代的潜水艦 (隻数) 60 50 40 30 20 10 0 91 93 95 97 99 01 03 05 07 09 11 13 15 17 19 20 21 22 23 24(年) 日本の潜水艦:22隻(2024年3月31日時点) (注) ジン・シャン・ソン・ユアン・キロの各級潜水艦の総隻数。 近代的駆逐艦・フリゲート (隻数) 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 91 93 95 97 99 01 03 05 07 09 11 13 15 17 19 20 21 22 23 24(年) 日本の護衛艦:50隻(2024年3月31日時点) (注) 1 レンハイ・ルフ・ルーハイ・ソプレメンヌイ・ルーヤン・ルージョウの各級駆逐艦とジャンウェイ・ジャンカイの各級フリゲートの総隻数。 2 このほか、中国は49隻(2024年)のジャンオ級小型フリゲートを保有。 23 「山東」は「遼寧」の改良型とされるスキージャンプ式の空母であり、搭載航空機数の増加などが指摘されている。 24 米国防省「中華人民共和国の軍事および安全保障の進展に関する年次報告」(2023年)による。 73 令和6年版 防衛白書