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A.検査を通じて把握した課題や改善策については、各行の具体的な取組状況を継続的に確認していくほか、業界全体の水準の引上げに向けた取組みにつなげる。
検査で得られた課題や改善策は、各行の取組状況を継続確認し、業界全体の水準向上につなげる。
出典: 金融庁『平成29事務年度 金融行政方針』2017年11月公表
検査結果の活用と業界水準の向上
検査を通じて把握した課題や改善策については、各行の具体的な取組状況を継続的に確認していくほか、業界全体の水準の引上げに向けた取組みにつなげる。
検査を通じて把握した課題や改善策については、各行の具体的な取組状況を継続的に確認していくほか、業界全体の水準の引上げに向けた取組みにつなげる。
VII. 顧客の信頼・安心感の確保 (1) 新たなコンプライアンス分野への対応 金融機関においては、最低基準である法令等を厳格に遵守することは引き続き不可欠である。さらに、利用者の保護・利便や市場の公正性・透明性の確保に積極的に寄与することが重要であり、これは金融機関自身の企業価値やレピュテーションの維持・向上にも資するものといえる。国際的にも、世界金融危機以降、企業文化やガバナンスに遡って問題事象の根本原因を検証し、また、経済環境等の変化を踏まえフォワードルッキングにリスクを把握するなどコンプライアンスをリスク管理の一環として捉え、その高度化に向けた議論が活発に行われているところである。 そこで、当局としては、金融機関の目指すべきコンプライアンスリスク管理態勢の方向性と課題に関し、金融機関や関係者との間で意見交換を実施するとともに、現在の取組状況やグッドプラクティスについて情報収集を行い、金融機関の自主的な努力を促していくことを含め、当局の行政手法のあり方を検討していく。 多様化する顧客ニーズや収益環境の悪化、イノベーションの進展等、金融機関を取り巻く経営環境の変化に伴い、資産運用や決済など金融機関のコア業務においてもAIやブロックチェーンなどフィンテックを活用する動きが加速している。このような状況の下で、これらの知見や技術を有する企業と金融機関の連携・協働がますます進むことが想定され、従来のバックオフィス業務の外部委託とは異なる新たな管理態勢・手法が求められている。このような新たな動きに応じたリスク管理態勢(例えば、外部の連携・協働先の選定・管理の考え方等)の変化の実態を、利用者保護等のバランスも含め把握していく。 (2) 銀行カードローン 銀行カードローンについては、多重債務の発生防止の趣旨や利用者保護等の観点を踏まえた適切な業務運営を行っているか、詳細な実態把握を進めるとともに、融資審査の厳格化を徹底し、業務運営の適正化をスピード感を持って推進していく。 そのため、現在、銀行カードローン業務に係る検査を実施しており、検査においては、銀行等がどのような経営理念・哲学の下でカードローン業務に取り組んできたのかを確認した上で、過剰な貸付けを防止するための融資審査態勢が構築されているか、保証会社の審査に過度に依存していないか等の点に着眼していく。 検査を通じて把握した課題や改善策については、各行の具体的な取組状況を継続的に確認していくほか、業界全体の水準の引上げに向けた取組みにつなげる。 また、銀行が顧客の借入状況を把握するための信用情報機関の情報のあり方など、検討が必要な論点については、関係者との対話を行っていく。 34