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A.我が国の実質GDP成長率は他の主要先進国と比べ緩やかに推移している
日本の実質GDP成長率は他の主要先進国と比べて緩やかな水準で推移している。生産性や技術革新の面での相対的な遅れが、成長率の国際比較における課題として指摘されている。
出典: 国土交通省『令和5年版 国土交通白書(概要)』2023年6月公表
日本GDP成長率国際比較
我が国の実質GDP成長率は他の主要先進国と比べ緩やかに推移している
第1章 国土交通分野のデジタル化 第1節 直面する課題とデジタル化の役割 2. 競争力の確保に向けた新たな付加価値・イノベーションの創出 我が国経済は、成長を維持しているものの近年伸び悩んでおり、例えば、実質GDPの成長率については、他の主要先進国と比べ緩やかに推移している。 近年、AI、IoT、ロボット、センサなどのデジタル技術の開発・実装が世界的に進展し、生産や消費といった経済活動を含め経済社会のあり方が大きく変化しつつある中、デジタル化を通じ、新たな付加価値・イノベーションの創出を図り、経済成長の維持・向上を図ることが期待される。 【(1)社会経済の課題】 ①経済成長の維持・向上 我が国経済は、成長を維持しているものの近年伸び悩んでおり、例えば、実質GDPの成長率については、他の主要先進国と比べ緩やかに推移している。 デジタル化による付加価値の向上等により、イノベーションを促進し、経済成長の維持・向上を図ることが課題である。 ②競争力の確保 我が国の産業競争力を確保すべく、デジタル化を単に業務効率化や省人化のための手段として活用することにとどまらず、デジタル化による組織、文化、働き方の変革に取り組み、新製品・サービスや新たなビジネスモデルを生み出し、新たな付加価値・イノベーションを創出していくことが課題である。 ①新たな付加価値の創出 【(2)デジタル化の役割】 近年、AI、IoT、ロボットなどのデジタル技術の開発・実装が世界的に進展し、生産や消費といった経済活動を含め経済社会のあり方が大きく変化しつつある中、デジタル化を通じ、付加価値の創出を図っていくことが必要である。 例) ・新たなドローンやセンサ等を活用したインフラ点検といった新たなサービス ・3Dプリンタなど新技術を活用した施工方法により、自由度が高くデザイン性の高い空間の創出 ②イノベーションの創出 AI、IoT、ビッグデータなどのデジタル技術を取り込み、従来の枠組みにとらわれないイノベーションの創出を図っていくことが必要である。 例) ・インフラ分野や不動産分野のデジタル・トランスフォーメーションなどビジネスモデルの変革に向けた取組み ・空飛ぶクルマなど次世代モビリティの開発・実装を通じて実現する新たなサービス 【コラム:3Dプリンタを活用したグランピング施設の建築】 3Dプリンタによる施工の魅力は、スピード施工による省人化・工期短縮であることと、3Dプリンタだからこそ実現可能な特殊な形状やテクスチャーを生み出し新しい建築の価値を創造できることである。 今後、こうした3Dプリンタを活用したデザイン性の高い空間を利用者に提供する取組みが、体験価値の向上につながることが期待される。 資料)太陽の森ディマシオ美術館、DI-MACCIO.GLAMPING.VILLAGE このグランピング施設は、フランス人幻想画家ジェラール・ディマシオの絵画を表示す る美術館のテーマである「アートと自然と宇宙との共生」を表現する施設にするため、 3Dプリンタで凹凸のある壁、卵形の建物 の壁、曲線で描かれた塀など、ディマシオ美 術館の世界観をコアコンセプトとした空間となっている。 国土交通省 6