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A.実務官庁との間で討議すべきテーマや今後の見通し等について認識を共有する等の取組みを行ってきた。
本年度、実務官庁との間で討議すべきテーマや今後の見通し等について認識を共有する取組みを実施した。
出典: 金融庁『平成30事務年度 金融行政方針』2018年9月公表
「気づき」を得るよう、また、議論を尽くして双方が同じ視点を共有できるよう留意しながら行っていく。 検査・監督基本方針に沿って、チェックリスト方式からプリンシプルベースの検査・監督への移行を定着させるにあたり、金融機関に対してモニタリングの方向性を明らかにする必要のある分野については、分野別の「考え方と進め方」や、その時々の重要な課題に対する今後の課題や着眼点等、特定の分野に関する具体的な基準等、様々な形で個別の分野における検査・監督の方針を整理し、公表していく。これらの方針について、財務局を含む現場への浸透を図るとともに、金融機関との対話の材料として、実際の検査・監督に活用していく。さらに、金融機関との対話を通じて問題意識を共有しつつ、対話で得られた好事例を取りまとめ、公表することにより、金融機関の自律的取組みを促していく。 特に、金融機関の貸出の分類・償却・引当については、より的確に借り手の実情等の情報を把握し、それに基づく引当を可能にする枠組みを含め、金融機関の融資に関する検査・監督実務について、「融資に関する検査・監督実務についての研究会」において議論・整理していく。 また、検査・監督におけるモニタリングの質・深度や当局の対応の適切性を確保するため、検査・監督のあり方については、今後も不断に見直しを行っていく。その際、検査・監督の個別の対応にかかる内部検証、検査・監督の品質にかかる外部評価の実施を通じた品質管理を徹底し、継続的に必要な改善を図っていく。また、品質管理を含む一連の検査・監督のプロセス(リスクの特定、金融機関との対話、品質管理・PDCA等)を整理し、実践していく。 3. その他 (1)許認可等の審査プロセスの効率化・迅速化・透明化の推進 【金融行政上の課題】 許認可等にかかる審査プロセスについては、予見可能性を確保しながら効率化を図ることが重要である。 【昨事務年度の実績】 これまでも、審査が長期にわたるものについてリスト化し、進捗管理を行うとともに、過剰な資料提出要求の防止に努め、金融機関等との間で議論すべきテーマや今後の見通し等について認識を共有する等の取組みを行ってきた。 昨事務年度においては、その一層の効率化等を進めるべく、財務局の審査関係部局の実態に即し、難度の高い事案について、早めに金融庁に相談する等、案件ごとの審査の難度に応じた対応(審査期間の短縮化ないしは長期化防止のための取組み)を本格的に開始する等の対応を行った。 151