ファクトはAIによる自動抽出です。誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は原資料をご確認ください。
A.共通ベンチマーク開示状況は90percent。
金融機関の金融仲介機能の発揮状況に関する自己評価について、共通ベンチマークを開示している金融機関の割合は9割である。
出典: 金融庁『平成30事務年度 金融行政方針』2018年9月公表
図表III-4-(2)-6 金融機関によるサービス提供の効果と取引の拡大 Q. 貴社の取引金融機関から受けた経営支援サービスにより、過去1年以内に、貴社の売上や収益、利益はどの程度改善しましたか。 Q. 貴社の取引金融機関が、貴社の売上や収益、利益の改善に貢献してくれた結果、当該金融機関との取引関係に変化はありましたか。 (資料)金融庁 1.新規融資を申し込んだ 2.メインバンクへの変更や1行取引にするなど、融資割合を拡大した 3.融資金利の引上げに応じた 4.他の金融機関と異なり、融資金利の引下げ交渉はしていない 5.融資以外のサービスを申し込んだ 6.売上等の改善に貢献したサービスに対して手数料を支払った 7.投資信託等の金融商品を購入した 8.事業や経営に関する悩みや課題を相談するようになった 9.資金ニーズについて、他の金融機関より優先して相談するようになった 10.他の企業に当該金融機関を紹介した (金融機関による客観的な自己評価(金融仲介機能のベンチマーク)) 金融仲介機能のベンチマーク(2016年9月公表)は、全ての金融機関が金融仲介の取組みの進捗状況や課題等を客観的に評価するために活用可能な共通ベンチマーク(共通1〜5)と、各金融機関が自身の事業戦略やビジネスモデル等を踏まえて選択できる選択ベンチマーク(選択1〜50)から構成され、主として地域金融機関による金融仲介機能の発揮状況について、自己評価への活用等を促すものである。 このうち、共通ベンチマークについては、金融機関が顧客企業の事業内容をよく理解しているか(共通5)、ライフステージに応じた支援を行っているか(共通2〜4)、その結果、顧客企業の経営改善等に寄与しているか(共通1)という、顧客企業の生産性向上に向けた取組みに関する一連のプロセスを端的に示す構成となっている(図表III-4-(2)-7)。 こうした点を踏まえ、地域銀行から提出された各共通ベンチマークの全体的な進捗状況を確認した結果、おおむねその取組みに進展が見られ、特に共通5(全与信先に占める事業性評価に基づく融資を行っている与信先の割合)は、ほとんどの地域銀行において進展している状況が見受けられた(図表III-4-(2)-8)。 さらに、本年3月期において、地域銀行の約9割が共通ベンチマークを開示している状況も踏まえると、共通ベンチマークは、金融機関の金融仲介機能の発揮状況にかかる自己評価に加え、「見える化」の観点からも有益に活用し得るものとして浸透してきていると考えられる。ただし、各ベンチマークは各金融機関により定義が異なるため、それらの取組みを金融機関間で比較するには定義を揃える必要がある62。 62 「未来投資戦略2018」に言及のある「各金融機関の金融仲介の取組状況を客観的に評価できる指標群」については、共通ベンチマークを基に、金融機関ごとの定義の差異等に留意して検討する。 78