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A.2023年の令和5(2023)年度 農薬製剤の輸入量は3.0万t。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
月末時点で、りん酸アンモニウムは2.4か月分、塩化加里は3か月分の備蓄体制を構築しました。 (農薬の供給状況) 我が国では、農薬製剤の大部分、農薬原体の相当量を国内生産し、双方とも輸出を行っており、比較的供給途絶リスクの小さい農業生産資材と言えます(図表1-3-4)。農薬原体の輸入先国については、インド、ドイツ、米国等が上位を占めていますが、全体で30近い国・地域から輸入されており、輸入先は分散しています。 図表1-3-4 令和5(2023)農薬年度における農薬の需給状況 形態 国内生産量 輸出量 輸入量 主要輸入先国 概要 農薬原体 5.4万t 2.6万t 1.7万t インド 22% ドイツ 21% 米国 20% ・製剤は大部分、原体も相当量を国内生産し、輸出も実施 ・輸入先国は複数に分散 農薬製剤 20.8万t 1.4万t 3.0万t ベルギー 23% マレーシア 18% フランス 11% ・代替剤も存在 ・供給減少リスクに対して一定の対応が図られている。 資料:一般社団法人日本植物防疫協会「農薬要覧2024」を基に農林水産省作成 注:1) 令和5(2023)農薬年度とは、令和4(2022)年10月〜5(2023)年9月までの期間 2) 農薬製剤の20.8万tは、国内出荷量の数値 (種苗の安定供給) 穀物、果樹の種苗は、ほぼ全量国内で生産されている一方、野菜種子については、国内流通の約9割が国外で生産されています。これは、我が国の種苗会社が、良質な種子を安定的に供給するため、種子生産に適した北半球・南半球の複数国でリスクを分散して生産を行っていることによるものです。くわえて、種苗会社が約1年分を国内で備蓄することにより、安定供給体制は十分に確保されています。 農林水産省では、このような安定供給体制をより盤石なものとするため、近年の気候変動による採種適地の変化等に備えた採種地の開拓を推進するとともに、国内の採種農家の高齢化等を踏まえた効率的な採種技術の開発・実証を進めることとしています。 85