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A.2023年の世界1位の上海港のコンテナ取扱量(2023年)は49158千TEU。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
第1節 世界の食料需給の動向 (世界の輸送の状況) 食料輸送の際の安全確保は、食料安全保障上、非常に重要です。海運による物資の輸送に関して、世界各地にはチョークポイントと呼ばれる運河や海峡等の海運の要衝が存在します。このチョークポイントのうち、パナマ運河では、令和5(2023)年11月から降雨不足に伴う通航制限が実施されていましたが、雨季の到来による水位の回復を受け順次通航制限を緩和し、令和6(2024)年9月には通航制限前の状態まで回復しました。一方、スエズ運河では、令和5(2023)年12月中旬から中東での戦闘が継続する中、スエズ運河経由で地中海とインド洋を結ぶ紅海を巡行する商船が攻撃されるといった影響があることから、依然として通航が回避されています。 我が国の港湾の位置付けを見るために、世界の主要港におけるコンテナ取扱量の推移を見ると、昭和55(1980)年には我が国の3港が20位以内に入っていました。東京港の取扱量は、昭和55(1980)年に比べ、平成13(2001)年には約4.4倍、令和5(2023)年には約7.2倍に増加しましたが、令和5(2023)年時点で世界では46位にとどまっています(図表1-1-6)。世界の他港での取扱量が大幅に増加しており、相対的に我が国の位置付けが低下しています。世界でコンテナ取扱量が多い港湾は、上海・シンガポールといったアジア地域のハブ港湾で、特に中国港湾が上位10港のうち7港を占めています。 図表1-1-6 世界の主要港及び東京港のコンテナ取扱量 (令和5(2023)年の世界の主要港のコンテナ取扱量) (単位:千TEU) 順位 港 国 取扱量 1 上海 中国 49,158 2 シンガポール シンガポール 39,010 3 寧波 中国 35,301 4 深圳 中国 29,880 5 青島 中国 28,770 6 広州 中国 25,414 7 釜山 韓国 23,036 8 天津 中国 22,187 9 ドバイ アラブ首長国連邦 14,472 10 香港 中国 14,401 資料:Lloyd's List Intelligence「ONE HUNDRED PORTS 2024」を基に農林水産省作成 注:1) TEUは Twenty-foot Equivalent Units の略で、20フィートで換算したコンテナ個数を表す単位 2) 深圳は、赤湾、蛇口、塩田の3港の合計 (東京港のコンテナ取扱量) (単位:千TEU) 順位 取扱量 昭和55(1980)年 18 632 平成13(2001)年 18 2,770 令和5(2023)年 46 4,570 資料:Informa group「Containerisation International」及び Lloyd's List Intelligence「ONE HUNDRED PORTS 2024」を基に農林水産省作成 60