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後期高齢者支援金の加算・減算制度の見直しが平成30年度から開始されることが定められた。医療保険制度における適切な保険料負担の実現に向けた改革の一環である。高齢化の進展に伴う医療費増大に対応しながら制度の持続可能性を確保するための政策調整である。
第4章 人口高齢化を乗り越える視点 12 第2節 健康づくり・疾病等の予防の取組み 我が国の国民の健康寿命 (健康で過ごすことのできる期間) は世界一の長さだが、これをさらに延ばすための予防や健康づくりへの取組みが非常に重要。 現在、保険者が電子的に保有する健康・医療情報のデータを効果的に活用して被保険者及び被扶養者の予防・健康増進等を行う、データヘルスの取組みを進めている。 今後は、この取組みにも立脚しつつ、ヘルスケアポイントなど個人や保険者が自ら進んで健康づくりを行うインセンティブを与える仕組みや、健康と要介護の間の状態であるフレイル (虚弱) に対する取組み等を実施していく。 高齢者の虚弱 (「フレイル」) について 個人や保険者による予防・健康づくりのインセンティブの強化 「フレイル」とは 加齢とともに、心身の活力 (例えば筋力や認知機能等) が低下し、生活機能障害、要介護状態、そして死亡などの危険性が高くなった状態。 (個人) 保険者が、加入者の予防・健康づくりに向けた取組みに応じ、ヘルスケアポイント付与や保険料への支援等を実施。 ※国が策定するガイドラインに沿って保健事業の中で実施 加齢に伴う変化 ・食欲の低下 ・活動量の低下 (社会交流の減少) ・筋力低下 ・認知機能低下 ・多くの病気をかかえている フレイルの多面性 閉じこもり、孤食 社会的 身体的 精神的 低栄養・ 転倒・サルコペニア ・尿失禁 ・認知機能低下 意欲・判断力・ 認知機能低下 フレイルは、適切な介入・支援により、生活機能の維持向上か可能。 ヘルスケアポイントの付与 特定健診・保健指導の実施率 のみによる評価を見直し、後発 医薬品の使用割合等の指標を 追加し、複数の指標により総 合的に評価する仕組みとす る。 ・保険者種別共通の項目を設 定することとし、各項目の具体 的な基準や、保険者種別の特 性を踏まえて追加する項目は 保険者種別ごとに設定する。 【今後の取組】 ○医療・介護が連携した フレイルの多面性に応 じた総合的な対策の検 討が必要。 ○メタボ対策からフレイ ルへの対応への円滑な移行 ①フレイルの概念及び重要性の啓発 ②フレイルに陥った高齢者の 適切なアセスメント ③効果的・効率的な介入・支援 のあり方 ④多職種連携・地域包括ケア の推進