ファクトはAIによる自動抽出です。誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は原資料をご確認ください。
伊香保温泉(群馬県渋川市)の宿泊・飲食業における雇用者一人当たり所得は241万円(2.41百万円)である。全国の宿泊・飲食業平均(140万円)を大幅に上回っており、地域観光の活性化が従業員の処遇改善に結びついていることを示している。
観光地の「稼ぐ力」による地域活性化の好循環の取組事例① 国土交通省 観光庁 伊香保温泉・観光地の再生・高付加価値化による収益改善、回遊性向上 観光地の再生・高付加価値化事業(観光庁支援)を活用し、温泉街のシンボルである石段景観の改善、宿泊・飲食事業者の施設 改修・整備、廃屋撤去等を実施。宿泊単価向上や飲食業の売上増、飲食事業者の新規開業等の効果が発生。 高付加価値化事業を契機に、顧客志向や賃金向上などを重視した価格設定権を宿泊施設が発揮する意識変革が進展。 歴史ある温泉地として「温泉文化」の看板商品化に取組中。インバウンド向けの旅館文化や芸妓体験、石段街の路地歩き、地 域通貨を活用した二次交通の利便性向上などで「稼ぐ力」の地域内循環を図り、持続可能な観光地域づくりへ寄与を期待。 ①地域経済における観光の「稼ぐ力」の現状(2018年/2015年) ③観光地の「稼ぐ力」強化を示す効果データ(ヒアリング・アンケート) 労働生産性の推移 雇用者一人当たり所得 〇宿泊単価の向上 宴会場の個室ダイニング化や露天風呂の新設等により、宿泊単価が向 上。あわせて、1室当たり利用人数が小さくなることで従業員負荷が軽減 (代表的な事業者の例) (百万円/人) (百万円/人) 9.00 8.00 7.00 6.00 5.00 4.00 3.00 2.00 1.00 0.00 3.89 3.93 7.16 8.02 5.79 3.10 3.79 2.41 12.0% +22.6% 5.00 4.50 4.00 3.50 3.00 2.50 2.00 1.50 1.00 0.50 0.00 1.45 1.40 3.87 4.34 +12.1% 2019年 2022年 宿泊単価(一人当たり) 2万5千円/泊 2万8千円/泊 客室利用人数 3.5人 2.8人 宿泊・飲食業 全産業 市内 宿泊・飲食業 全産業 市内 〇飲食事業者新規開業件数 2015年 2018年 2015年 2018年 2021年度 2022年度 資料:内閣府「国民経済計算」、内閣官房・経済産業省「地域経済分析システム(RESAS)-地域経済循環マップ-」 に基づき観光庁作成 新規開業数(飲食、小売) 4件 5件 ②観光地の「稼ぐ力」の特色と取組 〇“量”から“質”への意識改革 〇宿泊施設の再生 厳しい経営環境の中で の高付加価値化事業を通じて、量の確保から、顧客志向や 温泉付き客室の導入や遊休スペースを貸切 人材確保のための賃金向上などを重視した価格設定権を宿泊施設側が発揮 露天風呂に改修する等、高付加価値化 〇廃屋の撤去 火災のあった廃屋を撤去し、跡地に 観光施設を整備 〇“量”から“質”への意識改革 厳しい経営環境の中で の高付加価値化事業を通じて、量の確保から、顧客志向や 人材確保のための賃金向上などを重視した価格設定権を宿泊施設側が発揮 ④観光地の「稼ぐ力」の今後の展望と、期待される地域活性化 の好循環 -「温泉文化」の看板商品化 「温泉文化」の看板商品化を進め、インバウ ンド向け旅館文化、石段景観を活かし、若 者層が旺盛な食べ歩き等に取組中。 舞踊や諸芸の公演・体験 露天風呂の設置 資料:渋川市・一般社団法人渋川・伊香保観光協会資料 18