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れんこん1ケース当たりの生産コストは123.6円上昇しており、今回調査された野菜の中で最大の上昇幅である。収穫に多くの人手を要する作物であり、労務費上昇の影響を特に強く受けている。
特集 第3節 食料・農業・農村基本法の見直しに向けて 合理的な価格の形成に向けた対応を推進 農産物の価格は、品目ごとにそれぞれの需給事情や品質評価に応じて形成されることが基本。一方、流通段階での 厳しい価格競争といった様々な要因で農業生産資材等のコスト上昇分を適切に取引価格に転嫁することが難しい状況 農産物価格指数の上昇率は、農業生産資材価格指数の上昇率と比べて緩やかな動きで推移。農業生産資材の価格高 騰は、生産者等の経営コストの増加に直結し、最終商品の販売価格に適切に転嫁できなければ、食料安定供給の基盤 自体を弱体化させるおそれ 持続可能な食料供給を実現するためには、生産だけでなく、流通、加工、小売等のフードチェーンの各段階の持続 性が確保される必要 農林水産省では2023年7月に「フェアプライスプロジェクト」を立ち上げ、合理的な価格の形成による持続可能な 食料供給の実現に向けた理解と共感を深めるための広報活動を実施。また、2023年8月に「適正な価格形成に関する 協議会」を設立。適正取引を推進するための仕組みについて、統計調査の結果等を活用し、関係者の合意の下でコス ト指標を作成し、各段階で価格に転嫁されるようにするなど、取引の実態・課題等を踏まえ構築することとしている。 農業生産資材価格指数と農産物価格指数 生産コストの「見える化」の事例 農業生産資材価格指数 125 農業生産資材価格指数 120 115 110 105 100 95 90 1月 1月 1月 1月 1月2月 2020年 2021 2022 2023 2024 農産物価格指数 品名 生産出荷に係る資材等別上昇額(1ケース当たり) (単位:円) 農薬 出荷資材 光熱動力費 労働賃金 運賃 1ケース当たり 上昇額 ピーマン 26.3 9.1 9.7 5.7 38.1 5.0 93.9 結球レタス 160.3 2.8 39.2 2.0 54.0 8.0 266.3 はくさい 25.9 8.4 17.4 1.7 10.0 10.0 73.4 かんしょ 33.3 7.6 9.3 4.5 27.1 6.0 87.9 れんこん 53.3 1.9 23.0 7.5 31.9 6.0 123.6 春メロン 86.8 12.4 20.6 3.1 52.1 10.0 185.0 全国農業協同組合連合会茨城県本部 は、価格転嫁の理解促進に向けて、主要品目・作 型別に生産費の上昇額の試算表を作成し、取引先等に説明するなど、生産コスト上昇の 「見える化」を推進(茨城県) 資料:農業生産資材価格指数及び農産物価格指数 注:1)2020年の平均価格を100とした各年各月の数値 2)2023、2024年は概数値 資料:全国農業協同組合連合会茨城県本部 注:2023年6月時点の試算値 14