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A.2024年のH-6爆撃機の最大速度は1015km/h。
出典: 防衛省『令和7年版 防衛白書(前編)』2025年7月公表
第2節 中国 図表 I -3-2-7 中国海警船の勢力増強 (隻) 180 160 140 120 100 80 60 40 20 0 51 40 62 82 62 126 75 159 78*1 161*2 H24 H26 H28 R5 R6 (年) 海上保安庁巡視船1,000トン型(総トン数)以上(隻) 中国海警局に所属する船舶など1,000トン級(満載排水量)以上(隻) (注) 1 各年度末の隻数 2 各年12月末の隻数 公開情報を基に推定(今後、変動の可能性あり) ※海上保安庁「海上保安レポート2025」による。 J-20戦闘機 【諸元・性能】 最大速度:時速3,063km 【概説】 ステルス性を有する5世代戦闘機。2018年2月、作戦部隊へのJ-20の引き渡しが開始された旨、中国国防部が発表。 J-20戦闘機 【Imaginechina/時事通信フォト】 H-6爆撃機 【諸元・性能】 最大速度:1,015km 主要兵装(H-6K):空対地巡航ミサイル(最大射程1,500km超) 【概説】 国産爆撃機。H-6爆撃機は、核弾頭を搭載できる巡航ミサイル(CJ-20)を搭載することが可能。 H-6爆撃機 (5) 航空戦力 航空戦力は、主に空軍と海軍航空部隊から構成される。第4世代の近代的戦闘機としては、ロシアからSu-27戦闘機、Su-30戦闘機や最新型の第4世代戦闘機とされるSu-35戦闘機などを導入している。また、国産の近代的戦闘機の開発も進めている。Su-27戦闘機を模倣したとされるJ-11B戦闘機やSu-30戦闘機を模倣したとされるJ-16戦闘機、国産のJ-10戦闘機を量産している。空母「遼寧」や空母「山東」にも搭載されているJ-15艦載機は、ロシアのSu-33艦載機を模倣したとされる。カタパルトに対応したJ-15Tは2024年の第15回珠海エアショーで初めて展示された。さらに、第5世代戦闘機とされるJ-20戦闘機の作戦部隊への配備を進めるとともに、J-35戦闘機の開発も行っている。なお、J-35戦闘機は、J-15艦載機の後継機の開発ベースとなる可能性も指摘されている。 爆撃機の近代化も継続しており、中国空軍は、核弾頭対応の長射程対地巡航ミサイルを搭載可能とされるH-6爆撃機の保有数を増加させている。さらに、爆撃機の長距離運用能力の向上を図っており、空中給油により長距離飛行が可能なH-6N爆撃機の運用を開始したとされるほか、H-20とも呼称される新型の長距離ステルス爆撃機を開発中とされており、こうした爆撃機に搭載可能な核兵器対応の空中発射型弾道ミサイルの開発も指摘されている。また、ステルス戦闘爆撃機の開発も指摘されている。 このほか、H-6U空中給油機、IL-78M空中給油機、KJ-500早期警戒管制機、KJ-2000早期警戒管制機などの導入により、近代的な航空戦力の運用に必要な能力を向上させる努力も継続している。また、2016年7月以降、独自開発したY-20大型輸送機の配備を進めているが、この輸送機をベースにしたY-20U空中給油機も2021年6月以降配備されている。 さらに、偵察などを目的に高高度において長時間滞空可能な機体(HALE)や、ミサイルなどを搭載可能な機体を含む多種多様な無人航空機(UAV)の自国開発も急速に進めており、その一部については配備や積極的な輸出も行っている。実際に、空軍には攻撃を任務とする無人機部隊の創設が指摘されているほか、周辺海域などで偵察などの目的のためにUAVを頻繁に投入している。なお、2023年には、陸軍のヘリコプターを支援する形での運用が指摘されているKVD-002無人機などが初めて公開された。また、中国国内では低コストの小型UAVを多数使用して運用するスウォーム(群れ)技術の向上も指摘されている。 このような航空戦力の近代化の状況などから、中国は、国土の防空能力の向上に加えて、より遠方での戦闘や陸上・海上戦力の支援が可能な能力の向上をを着実に進めていると考えられる。 参照 図表 I -3-2-8 (中国の主な航空戦力) 71 令和7年版 防衛白書