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デジタル仮想空間では代替できないことがあると回答した70代の割合は94.1%に達している。高齢者は対面のつながりや現実の場所・体験の価値を特に重視しており、デジタルの普及が進んでも物理的な空間や対面交流の重要性は失われないとの意識が示されている。
第2章 豊かな暮らしと社会の実現に向けて 第2節 新しい暮らしと社会の姿 1. デジタル化による暮らしと社会の変化 国土交通省 1. デジタル化による暮らしと社会の変化(その8) ■今までリアルで対応しなければいけなかったものも、デジタル仮想空間上で対応すれば、わざわざ移動する必要がない将来における考 え方として、国民の多くは、仮想空間では代替できないリアルに対する価値を認識していることがうかがえる。■仮想空間の充実により、例えば自宅にいながら仕事・買い物などが可能となり、物理的な障害に制約されず活動できるとともに、移動を 余儀なくされる機会が減少することも考えられる一方、人との交流や現地の状況を五感で感じるなど、リアルに対する価値が存在し、「現 地に行くための移動需要は存続することが予想される。■仮想空間の活用により、移動時間の短縮など効率化のみならず、物理的制約のために普段訪れることのできない観光地や商業施設を 体験することが可能となることや、旅行意欲・消費意欲が誘発されて交流人口の拡大が図られるなど、多様な効果も考えられる。■物理的制約のために連携できなかった主体とコミュニケーションを図ることが可能となり、創造的な製品・サービスの開発も期待される。 ①仮想空間への意識の動向 【(3)デジタルインフラの充実による仮想空間の活用拡大】(その2) [仮想空間によるリアルの代替性] [デジタル仮想空間(メタバース等) では代替できないことがある] ●とてもそう思う ■ややそう思う ■あまりそう思わない ■全くそう思わない デジタル仮想空間(メタバース等) に利便性を感じない (52.7%, 55.7%) 旬いりや温度など視覚と音以外の現地の状況は デジタル仮想空間(メタバース等)で感じることが できないため、直接五感で感じたい (82.8%, 82.7%) ●とてもそう思う ■ややそう思う ■あまりそう思わない ■全くそう思わない 合計 40.9 42.7 14.2 2.2 10代 19.2 51.9 23.1 5.8 20代 25.8 44.8 25.5 3.9 30代 31.6 44.3 19.8 4.2 40代 39.4 45.6 13.6 1.4 50代 43.3 43.8 11.2 1.7 60代 53.1 38.1 8.2 0.5 70代 55.6 38.5 5.6 0.3 80代 45.5 37.9 13.6 3.0 0% 50% 100% デジタル仮想空間(メタバース等) 上 での勤務が許されている場合、 リアルでの出社はしたくない (55.6%, 73.1%) デジタル仮想空間(メタバース等) ではリアルで直接人との コミュニケーションを取りたい (72.5%, 69.2%) デジタル仮想空間(メタバース等) 上 の状況が本当に正しいか信用できない (71.4%, 53.8%) デジタル仮想空間(メタバース等) 上 の状況がリアルとの時差が無いか心配 (67.5%, 57.7%) リアルでの移動自体に価値を感じている (69.8%, 57.7%) (注)各選択肢における括弧内の数値は、設問に対し、「そう思う(とてもそう思う、ややそう思う)」と回答した割合(全体、10代)。 資料)国土交通省「国民意識調査」 □今までリアルで対応しなければいけなかったものも、デジタル仮想空間 上で対応すれば、わざわざ移動する必要がない将来における考え方について、全世代の5人に4人以上が「デジタル仮想空間では代替 できないことがある」、現地の状況を「直接五感で感じたい」と回答。 ■世代別に見ると、「デジタル仮想空間では代替できないことがある」について、 60代・70代の約9割の人がそう思うと回答した一方で、10代・20代は約7割程 度と、高齢者と比較して若年層では仮想空間可能とする傾向がうかが えるものの、国民の多くは、仮想空間では代替できないリアルに対する価値 認識していることがうかがえる。 34