ファクトはAIによる自動抽出です。誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は原資料をご確認ください。
アナログ文化がデジタル化障壁
46.4%
デジタル化推進に向けた課題として、アナログな文化・価値観が定着していると回答した企業は46.4%である
デジタル化推進の課題として、組織内にアナログな文化・価値観が定着していると回答した中小企業は46.4%に上る。技術的な問題よりも組織文化と価値観の変革がデジタル化推進の最大の障壁の一つとなっている実態が示されている。トップマネジメントのリーダーシップによる意識改革がDX推進の鍵となっている。
【②-1】事業継続力と競争力を高めるデジタル化 感染症流行により、中小企業のデジタル化に対する意識が高まった。働き方改革や効率化の取 組に加え、テレワークの推進など事業継続力強化の観点でデジタル化に取り組む企業が多く存在。 他方、デジタル化推進に向けては、アナログな文化・価値観の定着といった組織的な課題や明確 な目的・目標が定まっていないといった事業方針上の課題がある。 図 1 デジタル化に対する優先度の変化(感染症流行前後) 流行前 11.3% 34.3% 38.7% 15.6% 流行後 20.2% 41.4% 28.6% 9.7% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 事業方針上の優先順位は高い 事業方針上の優先順位はやや低い 事業方針上の優先順位はやや高い 特に必要性を感じない 図 2 デジタル化における事業継続力強化への意識(従業員規模別) 0~20人 55.6% 44.4% 21~50人 58.4% 41.6% 51~100人 60.4% 39.6% 101~300人 66.9% 33.1% 301人以上 69.6% 30.4% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 事業継続力強化を意識し、デジタル化に取り組んでいる 事業継続力強化は意識せず、デジタル化に取り組んでいる 図 3 デジタル化推進に向けた課題 46.4% 40.2% 39.8% 28.2% 20.8% 10.5% 3.8% 4.6% アナログな文 明確な目的・組織のITテ 長年の取引 資金不足 活用したいIT 部門間の対 その他 化・価値観が 目標が定まっ ラシーが不足 慣行に妨げら ツールが無い 立がある 定着している ていない れている 資料:(株) 野村総合研究所「中小企業のデジタル化に関する調査」 【事例】松月産業株式会社(宮城県仙台市) 従業員に寄り添い、デジタル化に向けた意識改革の推進と サービス品質向上を実現した企業 松月産業株式会社_(従業員240名、資本金4,000万円) は、13店舗のビジネスホテルを展開する企業。 紙文化や対面コミュニケーションを重んじるしきたりの中で、Excel の使い方やシステムへの情報登録の方法などを従業員にとって無 理のない習得速度で教育。また、デジタル化への不満や悩みを 聞くことに努め、具体的な解決策を提案し、解消していった。 全社的な意識改革により、デジタル化のメリットを実感するように なると、従業員から新たなITツールの利活用によるサービス向上 や自動化による業務効率化の要望も出るようになった。 8