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2022年8月、わが国の排他的経済水域内に弾道ミサイル5発が着弾した。自国の海洋空間への直接的な脅威として、安全保障上の深刻なリスクが顕在化した事案である。
第I部 わが国を取り巻く安全保障環境 第3章 諸外国の防衛政策など 第2節 中国 最近の動向② ~海空域における活動~ 近年、尖閣諸島に関する独自の主張に基づく活動を始め、中国海上・航空戦力は、尖閣諸島周辺を含むわが国周辺海空域における活動を拡大・活発化させており、行動を一方的にエスカレートさせる事案も。 2022年7月には、ジャンウェイⅡ級フリゲート1隻が魚釣島南西の接続水域に入域。 2021年11月、2022年4月、7月、9月、11月及び12月並びに2023年2月に中国海軍シュパン級測量艦1隻が、口永良部島、口之島及び屋久島付近のわが国領海内を航行。 2022年7月、8月及び2023年1月に中国軍の無人機が単独で沖縄本島・宮古島間を通過するなど、近年は、無人機の活動も活発化。 中露両国による度重なる共同での活動は、わが国に対する示威活動を明確に意図したものであり、わが国の安全保障上、重大な懸念。 2022年9月、中露艦艇が北海道西方海域で機関銃の射撃を実施したのち、両国の艦艇がわが国周辺において共同で航行。 爆撃機によるわが国周辺での長距離にわたる共同飛行を、2019年7月以来、2020年12月、2021年11月、2022年5月及び同年11月の計5回実施。日米豪印首脳会合が開催されている中で実施された2022年5月の共同飛行は、開催国たるわが国に対する示威行動を意図したもの。 2022年9月、中露共同航行に参加するロシア海軍艦載ヘリと中国海軍レンハイ級駆逐艦 【ロシア国防省公式Rutubeチャンネル】 最近の動向③ ~台湾周辺における活動~ 中国は台湾周辺での軍事活動を活発化させており、2022年は、台湾周辺空域において、延べ1700機以上の中国軍機が進入(前年の970機以上を大きく上回る)。 2022年8月、ペロシ米下院議長(当時)の台湾訪問に合わせ、中国は台湾周辺において一連の統合軍事行動を実施すると発表。わが国のEEZ内への5発の着弾を含む計9発の弾道ミサイルの発射を行い、このことは地域住民に脅威と受け止められた。 台湾周辺での一連の活動を通じ、中国軍が常態的に活動している状況の既成事実化を図るとともに、実戦能力の向上を企図。 イメージ図 2022年8月の中国の弾道ミサイル発射のイメージ 6 EEZ 台北 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨