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大型放射光施設SPring-8の次世代機として、現行の約100倍の最高輝度を持つ施設の整備が目指されている。高輝度放射光は材料科学・医薬品・半導体など幅広い産業分野での研究加速に貢献する基盤インフラである。
教育・研究開発 ③Society 5.0実現のための研究開発 第3章 1.ものづくりに関する基盤技術の研究開発 Society 5.0の実現に向け、第6期科学技術・イノベーション基本計画に基づき、総合知やエビデンスを活用しつつ、バックキャストにより政策を立案し、イノベーションの創出により社会変革を進めていく。 <最先端の大型研究施設の整備・活用の推進> 大型放射光施設 (SPring-8) X線自由電子レーザー施設 (SACLA) 3GeV高輝度放射光施設 (NanoTerashu) スーパーコンピュータ「富岳」 大強度陽子加速器施設 (J-PARC) 【SPring-8の高度化 (SPring-8-Ⅱ) に関する取組】 次世代半導体やGX社会の実現など、産業・ 社会の大きな転機を見据え、2030年に向け て、現行の約100倍となる最高輝度を持つ世 界最高峰の放射光施設を目指し、SPring-8 の高度化が必須。 2024年4月よりプロトタイプの制作が開始さ れ、2024年12月よりSPring-8-Ⅱに向けた 整備が開始された。 写真:大型放射光施設 (SPring-8) ( (国研) 理化学研究所提供) 【3GeV高輝度放射光施設 (NanoTerashu) の推進・共用】 高輝度な「軟X線」領域の放射光を用いて、物質表面における元素や分子の様々な動 きを分析することができる世界最高水準の 放射光施設。 官民地域パートナーシップの枠組みにより 2024年4月より施設の運用が開始された。 写真: 3GeV高輝度放射光施設 (NanoTerashu) の全景 ( (国研) 量子科学技術研究開発機構 (QST) 提供) 【スーパーコンピュータ「富岳」の整備・共用/ 新たなフラッグシップシステムの開発・整備】 世界最高水準の計算性能と汎用性のあるスーパーコ ンピュータ「富岳」を用いて、ものづくり・創薬・エネル ギーなど幅広い分野で研究開発が進められている。 生成AIをはじめとする技術革新が急速に進んだことに 伴い、2025年1月より、「富岳」の次世代となる新たな フラッグシップシステムの開発を開始した。 写真: スーパーコンピュータ「富岳」 ( (国研) 理化学研究所計算科学研究センター提供) 28