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厚生労働省は、こどもの自殺の実態解明に向けた委託調査研究を5年度にわたり実施しました。この調査は、人口動態の観点から、こどもの自殺を取り巻く課題の把握と対策の検討に不可欠な情報を提供します。
第2章 こどもの自殺の状況と対策 ⑦ こどもの自殺対策緊急強化プランの取組状況 ● こどもが自ら命を絶つことのない社会を実現するため、自殺総合対策大綱の取組に加えた緊急的な取組が求められ、令和5年6月、「こどもの自殺対策緊急強化プラン」が取りまとめられた。 ● 緊急強化プランに基づく関係府省庁の取組状況は、「こどもの自殺対策に関する関係府省連絡会議」において進捗状況を確認するとともに、各施策のロードマップを示している。 主な施策の取組状況 こどもの自殺の要因分析 ✓ こども家庭庁では、こどもの自殺の実態解明に取り組むため、警察や学校等が保有する自殺統計や関連資料を集約して要因分析を行う委託調査研究を令和5年度に実施し、自殺前の学校の出席状況や周囲の気付きの有無など、これまでの自殺統計では把握できなかった「生前に置かれていた状況」などの自殺対策に役立ちちに得る情報を確認した。 当事者へのヒアリング等を通じた施策評価 ✓ こども家庭庁では、緊急強化プランへの評価や実施に当たっての留意点を確認するため、令和5年度に、自身が死にたい気持ちを抱いた経験のある方等に対するヒアリングや、「こども若者☆いけんぷらっと」を活用したこどもや若者へのヒアリング・アンケートを実施。 こどもの居場所づくり ✓ こども家庭庁では、「こどもの居場所づくりに関する指針」(令和5年12月閣議決定)に基づき、こどもの視点に立ってこどもが安心して過ごすことができる居場所づくりを支援するため、「こどもの居場所づくり支援体制強化事業」を実施。 自殺予防のためのチームの設置 ✓ 厚生労働省では、多職種の専門家で構成されるチーム(若者の自殺危機対応チーム)を都道府県等に設置し、自殺未遂歴や自傷行為の経験等がある若者など市町村等では対応が困難な場合に、地域の支援者に対し助言等を行うための事業の実施を支援。 遺されたこどもへの支援 ✓ 厚生労働省では、国又は地方公共団体を介した遺児を含む自死遺族関係団体等に対する活動等の支援(分かち合いの会、法律面・生活面の相談支援)を実施。 自殺リスクの早期発見 ✓ 文部科学省では、1人1台端末を活用した「心の健康観察」を実施すること等により、自殺リスクの把握や適切な支援につなげるため、有償・無償で利用できるシステムやその活用方法、マニュアル等を整備・作成し、全国の教育委員会等へ周知するとともに、令和5年度補正予算においてその導入を推進するための調査研究を実施。 10