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熱中症による死亡者数(5年移動平均)の最新値は年間1,313人に達している。気温上昇が続く中で熱中症死亡者数は長期的な増加傾向にあり、気候変動が直接的に人命に影響を与えている実態を示している。
第3章 持続可能な地域と暮らしの実現 人の命と環境を守る 熱中症の深刻化と対策の抜本的強化/化学物質対策 我が国の熱中症による救急搬送人員や死亡者数は高い水準で推移しており、2023年5月から9月までの救 急搬送人員は約9万1千人であり、死亡者数は増加傾向が続き5年移動平均で1,000人を超えている。今後、地球温暖化が進行すれば、熱中症による被害が更に拡大するおそれがあり、熱中症対策は喫緊の課題。 2023年4月に気候変動適応法等の一部改正法案が第211回国会で可決・成立。同法により、政府による熱中症対策計画の策定、熱中症警戒アラートの熱中症警戒情報としての法定化、より深刻な健康被害が発生するおそれのある場合の熱中症特別警戒情報の発表や、特別警戒情報の発表時に地域住民に開放する指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)を市町村長が指定できる制度が設けられた。 熱中症予防行動ポスター 熱中症による死亡者(5年移動平均)の推移 (人) 1,400 1,200 5年移動平均 1,000 800 600 400 200 0 179 201 229 262 266 311 335 333 452 486 525 767 842 878 944 1,002 850 867 785 766 1,006 1,118 1,313 1994-1998 1995-1999 1996-2000 1997-2001 1998-2002 1999-2003 2000-2004 2001-2005 2002-2006 2003-2007 2004-2008 2005-2009 2006-2010 2007-2011 2008-2012 2009-2013 2010-2014 2011-2015 2012-2016 2013-2017 2014-2018 2015-2019 2016-2020 2017-2021 2018-2022 (年後) 資料:熱中症対策推進会議関係府省庁 資料:人口動態統計より環境省作成 熱中症 予防行動 を とりましょう! 熱中症警戒アラート をチェック! 見守り・声かけ! 適切に エアコンを使おう! こまめに 水分・塩分を補給! 熱中症は誰でも危険! 消防は大変です! 2023年5月に閣議決定した「熱中症対策実行計 画」では2030年に死亡者数を半減することを中期 的な目標として位置付けた。 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年法律第117号)に基づきPFOS、PFOA、 PFHxS等の第一種特定化学物質の製造・輸入等を原則禁止。 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年法律第117号)では、第一種特定化学物質の製造・輸入等 を原則禁止。近年、特に動向が注目されているペルフルオロオクタン スルホン酸 (PFOS) は2010年に、ペルフルオロオクタン 酸 (PFOA) は2021年に、それぞれ第一種特定化学物質に指定され、措置が講じられている。さらに、ペルフルオロヘキサン スルホン酸 (PFHxS) についても、2024年2月に第一種特定化学物質に指定され、今後、必要な措置が講じられる。 21