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令和6年度全国学力・学習状況調査において、「そうじ当番の人などがかたづければよい」という考え方の問題点を指摘する正答例の正答率は56.7%となっている。公共の場でのマナーや共同責任に関する道徳的判断を論述する設問で、正答できない児童・生徒が約4割存在することが示されている。
2. 教科に関する調査結果 (1) 小学校国語 書くこと 関連する過去の問題 条件① 「そうじ当番の人などがかたづければよい」と考える人を説得するために、【西田さんの話】を 踏まえて、次の条件に合わせた内容を書く。 令和3年度 大問3 二 条件① 「そうじ当番の人などがかたづければよい」に対する反対の意見と理由を書くこと。 条件② 【西田さんの話】から言葉や文を取り上げて書くこと。 正答例 しかし、遊具置き場のそうじは、かたづけで時間が足りなくなり、はきそうじやふきそ うじに手が回らないことがあるそうです。た ん当の人だけに任せると大変なのでわたし は、使った人がかたづけるべきだと思います。 正答率 56.7% 誤答例 ①ぼくは、二人一人がしっかり責任を持ってかたづけるべきだと思います。なぜならそ うじの当番が大変になってしまうし、しっかりかたづけたら次に使う人が気持ちよ く使えるからです。 ②そうじ当番の人などがかたづければよいという人がいるかもしれません。しかし、わた しは反対です。遊具置き場のそうじをたん当している西田さんは、毎日、協力して遊 具をかたづけています。 ○誤答例の解説 誤答例①のように解答した児童は、「そうじ当番の人などがかたづければよい」という考えに反対する 意見と、その理由は書いているが、【西田さんの話】から言葉や文を取り上げて書いていない。誤答例② のように解答した児童は、「そうじ当番の人などがかたづければよい」という考えに反対する意見は書い ており、【西田さんの話】から言葉や文を取り上げて書いている。しかし、反対する理由を書いていない。 本設問は、異なる立場である考えに対して、反対する意見を伝えるために、反対する理由や事例を取り 上げて書くことが求められていた。 これに関連して、令和6年度調査大問2二を出題したが、引き続き課題が見られる結果となった。 指導改善のポイント 自分の考えと理由や事例との関係を明確にしたり、事実と感想、意見とを区別して、自分 の考えが伝わるように書き表し方を工夫することに関する指導の充実が大切である。 ●文章を書く目的や意図に応じて伝えたいことを明確にし、客観的な事実を取り上げるこ とで考えをより深めていくことができるようにする指導 ●取り上げた事実が、自分の考えを裏付けるものになっているかどうかを振り返り、事実 と考えとの関係を明確にできるにする指導 「令和6年度【小学校国 語】報告書」大問2 授業 アイデア例 https://www.nier.go.jp/ 24chousakekkakouku/ report/data/24plang_ide a_02.pdf#page=11 R6