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国語の授業での言語活動について「当てはまる」と回答した中学生の正答率は54.9%である。言語活動に積極的に取り組む生徒ほど学力が高い傾向が確認されている。授業における言語活動の充実が学習成果に直結していることが示されている。
国語科における言語活動を通した資質・能力の育成について 平成20年改訂学習指導要領以降、国語科を要とする全ての教科等において、記録、要約、説明、論述、話合い等の「言語活動」を重視し、充実を 図ってきた。 国語科の指導内容は、螺旋的・反復的に繰り返しながら学習し、資質・能力の定着を図ることを基本としているため、 平成29年改訂小・中学校学 習指導要領「国語」においては、小・中学校を通じて、指導内容の系統化を図った。また、学習過程を一層明確にし、各指導事項を位置付けるこ とで、ただ活動するだけにならないよう、言語活動を通じてどのような資質・能力を育成するのかを示すとともに、自分の考えを形成する学習過 程を重視し、「考えの形成」に関する指導事項を位置付けている。 今回の小・中学校国語の調査では、話合いでの発言や、文章から、目的に応じて、必要な情報を取り出してまとめたり、文章を工夫して書いたりすること ができるかを問う設問等を出題するなど、児童生徒が言語活動に取り組む過程で、どの程度資質・能力を発揮することができるかを問う設問を多く出題し ている。 その結果、中学校では、自分の考えなどを記述することはできているが、必要な情報を取り出すことや、表現の効果を考え、説明することに課題がみられた。 また、小学校では、事実と感想、意見を明確に区別できず、自分の考えを伝えるための書き表し方の工夫に課題がみられた。 児童生徒質問調査と児童生徒の正答率の関係を分析すると、普段の国語の授業で、各設問が問う資質・能力を意識して発揮しているかを問う質問に、否定的な 学びの双方の取り組んだグループの正答率が、他のグループより高かった【p.33】。 今回の調査結果から得られた示唆を踏まえると、言語活動を通じて効果的に資質・能力を育成するためには、児童生徒の資質・能力が螺旋的に高まるよう指 導事項の系統性に留意しながら、それぞれの児童生徒の資質・能力の定着状況を把握して必要な手立てを講じるとともに、児童生徒一人一人が、どのよう な 資質・能力を働かせるとよいのかを意識して学習を進めることができるよう、言語活動を工夫することが重要であると考えられる。 小学校 児童質問調査〔48〕「国語の授業で、目的に応じて、簡単に書いたり 詳しく書いたりするなど、自分の考えが伝わるように工夫して文章を書 いていますか」の各選択肢を選んだ児童の、小学校国語2ニ〔p.5〕に おける解答状況 (%) 正答 誤答 無解答 当てはまる (35.3万人) 62.4 35.5 2.1 どちらかといえば、 当てはまる (43.5万人) 56.1 39.4 4.5 どちらかといえば、 当てはまらない (12.7万人) 48.1 41.8 10.2 どちらでもない (2.9万人) 40.5 42.5 16.9 0.148 中学校 生徒質問調査〔49〕「国語の授業で、説明的な文章を読み、目的に応 じて必要な情報に着目して要約し、内容を解説していますか」の各選択 肢を選んだ生徒の、中学校国語2四〔p.12〕における解答状況 (%) 正答 誤答 無解答 当てはまる (26.7万人) 54.9 40.5 4.7 どちらかといえば、 当てはまる (45.5万人) 42.2 49.8 8.0 どちらかといえば、 当てはまらない (12.1万人) 29.5 57.0 13.5 当てはまらない (2.4万人) 22.9 57.7 19.5 0.195 976% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 14