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2017年9月に東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた中長期ロードマップが改訂され、燃料デブリ取り出しの方針が盛り込まれた。廃炉作業の進捗に応じて方針を更新することで、実態に即した廃炉計画の管理が行われている。技術的な困難が伴う廃炉作業における節目となる政府決定である。
中長期ロードマップ改訂(2017年9月)のポイント 2017年9月、燃料デブリ取り出し方針の決定を含む改訂を実施。継続的な検証を加えつつ、必要な対応を安全かつ着実に実施。廃炉工程全体の枠組みは維持(全体としては着実に進展) 1. 改訂に当たっての基本的姿勢 (1) 安全確保の最優先・リスク低減重視の姿勢を堅持 (2) 廃炉作業の進展に伴い現場状況がより明らかになってきたことを踏まえた、廃炉作業全体の最適化 (3) 地域・社会とのコミュニケーションを重視・一層の強化 2. 今回改訂のポイント (1) 燃料デブリ取り出し 機構が複数の取り出し工法を比較・検討し、 8月末に政府への技術提言を策定・公表 提言を踏まえ、「燃料デブリ取り出し方針」を決定 -格納容器を完全に水で満たさず(気中)、横から 取り出す工法に軸足、格納容器底部を先行 -ステップ・バイ・ステップ(小規模から段階的に) (2) プール内燃料取り出し 作業の進展により、安全確保の観点から、新 たに必要な作業が明確化 判明した現場状況への対応、安全確保対策の徹底・追 加により慎重に作業。廃炉作業全体を最適化し、建屋 周辺の環境を並行して改善。 (3) 汚染水対策 サブドレン、海側遮水壁、凍土壁等の予防 ・重層対策が進展。建屋流入量は大幅低減。 予防・重層対策を適切に維持・管理し、確実に運用。 凍土壁・サブドレンの一体的運用により、汚染水発生 量を削減。液体廃棄物の取扱いは、現行方針を堅持。 (4) 廃棄物対策 機構が「基本的考え方」に関する政府への技 術提言を8月末に策定・公表 提言を踏まえ、「基本的考え方」を取りまとめ -安全確保(閉じ込め・隔離)の徹底 -性状把握と並行し、先行処理方法を選定 (5) コミュニケーション 帰還・復興の進展により、より丁寧な情報発 信・コミュニケーションが必要に コミュニケーションの一層の強化。丁寧な情報発信に 加え、双方向のコミュニケーションの充実。 6