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A.2022年の英国エコノミスト誌の調査対象国数は113か国。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
第2節 我が国における食料の供給 (コラム) 英国政府が新たな「英国食料安全保障指数」を公表 英国政府は令和6(2024)年2月に、英国の食料安全保障の状況を評価するため、新たな食料安全保障指数を導入することを発表しました。 この指数は、英国政府が3年ごとに公表している「英国食料安全保障報告書」を補完するように設計されており、①主要な食料安全保障テーマの広範な傾向を反映すること、②毎年変化する興味深い短期的なトレンドを捉えること、③公的統計の基準を満たしており英国全土の毎年更新されるデータによるものであること、を満たすものとして、下図の九つの指標が示されました。 このように食料安全保障は単一の指標やテーマに置き換えられるのではなく、様々な相互作用する要因によって形成されています。同年7月に公表された総合評価によると、英国の食料安全保障は全体的におおむね安定した状況であると評価されています。 また、英国エコノミスト誌の調査部門であるエコノミスト・インパクトが令和4(2022)年に公表した「Global Food Security Index 2022*」によると、我が国は、調査対象の113か国の中で6位となり前年の8位から順位を上げました。同調査は食料安全保障を国内生産だけではなく、「システム」として位置付け、各国の状況を「手頃な価格」「入手のしやすさ」「品質と安全性」「持続可能性・適応」の4項目で数値化し、100点満点で評価するもので、平成24(2012)年から公表されており、我が国は「手頃な価格」と「入手のしやすさ」の項目で高く評価されています。 * 参考文献一覧を参照 英国の食料安全保障の総合評価 指標 評価 世界の消費に対する食料給量 おおむね安定 世界の穀物・大豆の国際貿易率 おおむね安定 生産/供給率 おおむね安定 農業の全要素生産性 リスクの軽減 農地利用 おおむね安定 エネルギー・肥料価格 リスクの軽減 ビジネス投資 おおむね安定 生物防疫リスク おおむね安定 食品サプライチェーン関係者に対する消費者の信頼感 おおむね安定 資料:「UK Food Security Index 2024」を基に農林水産省作成 (3) 米の生産動向 (主食用米の生産量は前年産に比べ増加) 令和6(2024)年産の主食用米の生産量1は、北日本・東日本を中心に飼料用米からの転換により作付面積が増加したこと、全国的におおむね天候に恵まれたこと等から、前年産に比べ2.8%増加し679万2千tとなりました(図表1-2-5)。 1 農林水産省「作物統計」における主食用米の収穫量の数値 70