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A.2023年の令和5年度のジビエ利用量(ペットフード向け)は866t。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
第7節 鳥獣被害対策とジビエ利活用の促進 (2) ジビエ利活用の拡大 (ジビエ利用量は前年度に比べ増加) 食材となる野生鳥獣肉のことをフランス語でジビエ(gibier)と言います。我が国では、シカやイノシシによる農作物被害が大きな問題となる中、これらの捕獲が進められるとともに、ジビエとしての利用も全国的に広まっています。害獣とされてきた野生動物も、ジビエとして有効利用されることで食文化をより豊かにしてくれる味わい深い食材となり、あるいは、農山村地域を活性化させ、農村の所得を生み出す地域資源となります。捕獲個体を無駄なく活用することにより、外食や小売、学校給食、ペットフード等の様々な分野においてジビエ利用の取組が広がっています。 令和5(2023)年度のジビエ利用頭・羽数は、シカが最も多く12万1千頭で66%を占めており、次にイノシシが4万頭となっています(図表6-7-3)。 また、令和5(2023)年度のジビエ利用量は、新型コロナウイルス感染症の影響による需要の落込みから回復したこと等から、前年度に比べ30.9%増加し2,729tとなりました(図表6-7-4)。ペットフード向けは、ジビエ利用量の約3割を占める866tまで増加しており、このほか、動物園では肉食獣の餌に利用されるなど、新たな試みも見られています。 図表6-7-3 ジビエ利用頭・羽数の推移 万頭・羽 20 15 10 5 0 令和 元年度 (2019) 2 (2020) 3 (2021) 4 (2022) 5 (2023) 12.2 0.6 3.4 8.2 13.4 1.4 3.5 8.6 14.5 1.6 3.0 9.9 15.8 1.3 3.6 10.9 18.3 2.2 その他 4.0 イノシシ 12.1 シカ 資料:農林水産省「野生鳥獣資源利用実態調査」を基に作成 注:「その他」は、クマ、鳥類、その他の計 図表6-7-4 ジビエ利用量 t 3,000 2,000 1,000 0 令和 元年度 (2019) 2 (2020) 3 (2021) 4 (2022) 5 (2023) 2,008 103 513 1,392 1,810 136 489 1,185 2,127 147 656 1,324 2,085 89 664 1,332 2,729 132 その他 866 ペットフード 1,731 食用 資料:農林水産省「野生鳥獣資源利用実態調査」を基に作成 注:「その他」は、自家消費向け食肉、解体処理のみを請け負って依頼者へ渡した食肉の計 348