ファクトはAIによる自動抽出です。誤りが含まれる可能性があります。正確な情報は原資料をご確認ください。
A.2025年の「にじのきらめき」を奨励品種に採用する県数は6県。
出典: 農林水産省『令和6年度 食料・農業・農村白書(全体版)』2025年5月公表
配組合せの予測や幼苗の葉のDNAを用いた将来の形質の予測等により、品種開発の迅速化・効率化を図るスマート育種支援システムの構築を推進しています(図表2-10-4)。 図表2-10-4 スマート育種支援システム 1 最適な交配組合せの予測 2 将来形質を予測 3 自動計測による形質評価 収量 交配親 育種ビッグデータとAIによる予測モデル 想定される子世代 出穂日 幼苗のゲノム情報から将来の形質を予測、AIで選抜 穂数等を自動計測 赤枠が穂 ムギの画像 優良な形質を持つ品種を効率的に短期間で開発 資料:農林水産省作成 第2章 また、近年では天然毒素を低減したばれいしょを始め、ゲノム編集技術1を活用した様々な研究が進んでいます。一方、ゲノム編集技術は新しい技術であるため、理解の促進が必要です。農林水産省では、ゲノム編集技術を活用した現場を体験できるオープンラボ交流会やシンポジウムの実施、ゲノム編集技術を分かりやすく解説した漫画等のコンテンツを作成したほか、大学や高校に専門家を派遣して出前講座等を行うなど、消費者に研究内容を分かりやすい言葉で伝えるアウトリーチ活動を実施しています。 (新たな品種導入に向けた現場での取組を促進) 病気に強い品種や多収品種等の新しい品種の導入に当たっては、現場での普及を推進していくことが必要です。例えば高温耐性に加えて多収性やいもち病抵抗性も備えた水稲品種「にじのきらめき」は、開発段階から県と連携した実証圃の設置や技術指導等を行うことにより、6県2において奨励品種に採用されるなど、作付けが拡大しています。また、平成30(2018)年から発生が拡大したサツマイモ基腐病に対して抵抗性を持ち、焼酎加工適性が高く、でん粉の原料としても適しているカンショ品種「みちしずく」は、鹿児島県及び宮崎県において、県、生産者、研究機関が連携して従来品種との置換えに取り組み、令和6(2024)年には1千haを超える普及につながりました。 1 自然で起きるランダムな突然変異を狙った場所で起こすことで、ある生物がもともと持っている遺伝子を効率的に変化させる技術 2 令和7(2025)年3月末時点で、茨城県、群馬県、山梨県、静岡県、和歌山県、佐賀県の合計6県 203