世界の温室効果ガス排出量はパリ協定目標達成に遠く、我が国は過去30年で最少。
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第1章 経済社会のリデザイン 温室効果ガス排出量の動向 (再設計)と3つの移行 UNEP(国連環境計画)の「Emissions Gap Report 2020」によると、2019年の 世界の温室効果ガス排出量は約591億トン、2020年の世界のCO2排出量は前年比約 7%減となる予想。一方、パリ協定の排出削減目標達成にはほど遠く、今世紀内に 3℃以上の気温上昇につながる方向へ向かっている、とされている。 我が国の2019年度の温室効果ガス排出量(確報値)は12億1,200万トン(CO2換 算)、1990年度以降の過去30年間で最も少ない排出量。 UNEPによると、2020年の世界の温室効果ガス排出量は、新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動の 停滞により、2000年代後期の間に記録した金融危機時の1.2%減より著しく大きく減少する見込み。しかし、 今世紀内に3℃以上の気温上昇につながる方向としている。 我が国の2019年度の温室効果ガス排出量は、エネルギー消費量の減少や電力の低炭素化により、削減目 標の基準年である2013年度の総排出量と比べて14%減少。 また、私たちが消費する製品やサービスのライフサイクルにおいて生じる温室効果ガスでとらえるカーボンフットプリ ント(消費ベースの温室効果ガス排出量)では、全体の約60%が家計に起因。 世界の温室効果ガス排出量 我が国の温室効果ガス排出量 2020年のCO2排出量は 前年比約7%減となる予想 600 (億トン) 500 400 300 200 100 化石燃料由来CO2 CH4 N2O 代替フロン類 土地利用変化 (CH4+N2O) 0 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2019 (年) 資料: UNEP「Emissions Gap Report 2020」より環境省作成 (億トンCO2換算) 15 12 9 6 3 0 CO2 CH4 N2O HFCs PFCs SF6 N2O 資料: 環境省 1990 1995 2000 2005 2010 2015 (年 tier)