第五次環境基本計画は、地域資源を活用し、環境・経済・社会の統合的向上を目指す。
タグ: 持続可能な社会, 循環共生圏, 重点戦略, 環境政策, 地域づくり, 国際貢献
第1章 環境基本計画 第五次環境基本計画の策定(2018年4月) ■目指すべき持続可能な社会の姿 ・情報通信技術(ICT)等の科学技術も最大限活用 しながら、経済成長を続けつつ、環境への負荷を最小限 にとどめ、健全な物質・生命の「循環」を実現し、自然と 人間との「共生」を図り、これらの取組を含め「低炭素素」 をも実現。 ・このような循環共生型の社会(環境・生命文明社会) が、目指すべき持続可能な社会の姿。 第五次環境基本計画における6つの重点戦略 ①持続可能な生産と消費を実現する グリーンな経済システムの構築 〇ESG投資、グリーンボンド等の普及・拡大 〇税制全体のグリーン化の推進 〇サービサイジング、シェアリング・エコノミー 〇再エネ水素、水素サプライチェーン 〇都市鉱山の活用 など 洋上風力発電施設 ②国土のストックとしての価値の向上 〇気候変動への適応も含めた強靭な社会づくり 〇生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR) 〇森林環境税(仮称)及び森林環境譲与税(仮称)の 活用も含めた森林整備・保全 〇コンパクトシティ・小さな拠点+再エネ・省エネ 〇マイクロプラスチックを含む海洋ごみ対策 など 土砂崩壊防備保安林 ③地域資源を活用した持続可能な地域づくり 〇地域における「人づくり」 〇地域における環境金融の拡大 〇地域資源・エネルギーを活用した収支改善 〇国立公園を軸とした地方創生 〇都市とも関与した森・里・川・海の保全再生・利用 〇都市と農山漁村の共生・対流 など バイオマス発電所 ④健康で心豊かな暮らしの実現 〇持続可能な消費行動への転換 (倫理的消費、COOL CHOICEなど) 〇食品ロスの削減、廃棄物の適正処理の推進 〇低炭素素で健康な住まいの普及 〇テレワークなど働き方改革+CO2・資源の削減 〇地方移住・二地域居住の推進+森・里・川・海の管理 〇良好な生活環境の保全 など 森里川海のつながり ⑤持続可能性を支える技術の開発・普及 〇福島イノベーション・コースト構想 (再エネ由来水素、浮体式洋上風力など) 〇自動運転、ドローン等の活用による「物流革命」 〇バイオマス由来の化粧品原料 (セルロースナノファイバーなど) 〇AI等の活用による生産量最適化 など セルロースナノファイバー ⑥国際貢献による我が国のリーダーシップの発揮と 戦略的パートナーシップの構築 〇環境インフラの輸出 〇適応プラットフォームを通じた適応支援 〇温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」シリーズ 「課題解決先進国」として海外における 「持続可能な社会」の構築支援 など 日中省エネ・環境フォーラム 第五次環境基本計画のアプローチ ・地域資源を持続可能な形で最大限活用することで、 「地域循環共生圏」を創造。 ・環境・経済・社会の統合的向上に向けて、 分野横断的な6つの重点戦略を設定。 ・環境政策の根幹となる重点戦略を支える環境政策 を揺るぎなく着実に推進。