ICT活用による営農計画立案、精密農業、データ連携基盤構築等で生産性向上と流通効率化を目指す。
タグ: 農業, ICT, スマート農業, データ連携, バリューチェーン, 生産性向上, 流通効率化
Ⅲ-2 地域経済好循環システムの構築(農林水産業)(1)目指すべき社会・今後の取組 ① 変革後の生活・現場 農林漁業者 経験や勘のみに頼らず、生育状況・気象・市況などデータを駆使して最適作業や実需者(小売店、加工業者等)との直接取引を実施。高い生産性を実現している。 <これまでの農業現場> 【紙地図やノートにより営農管理】 人が足 を運び、目で見た情報を基に作業を決定】 【FAXと手仕事での出荷調整】 きめ細かな営農履歴の把握 や、従業員間の情報共有に限界。 規模拡大とともに巡回範囲が広 化。日常的な負担が重く、生育状 況の確認や栽培管理が粗放化。 限られた情報から、個々の 経験と勘に照らして作業を決定。 手仕事による調整では取引拡大に限界。 実需者ニーズに応えた、きめ細かな対応 までは手が回らず。 <変革後> 【ICTを活用した営農計画の立案・管理】 【精密農業による高品質な農産物の低コスト生産】 【バリューチェーン全体での付加価値向上】 ※どのような品種を、いつ 植え、どのタイミングで農 薬をまき、いつ収穫する かといった栽培・作業の 計画 (図1) ○営農履歴、オープンデータ、ビッグデ ータ等を基に、最適な営農計画を立案 ○農地ごとの作業履歴を従業員で共 有。販売時のトレーサビリティにも活用 (出所) 図1:日立ソリューションズ「GeoMation農業支援アプリケーション」、図2:未来投資会議構造改革徹底推進会合(農業)(第5回)ISSAI山形提出資料、図3~5:未来投資会議構造改革徹底推進会合(農業)(第6回)農林水産省提出資料 人の目では捉えられない情報も含め、 効率的にきめ細かく生育状況を把握 <最適期に最適作業を実施> (気象データ) (図4) ○ドローン等を利 用して、農産物 の生育状況を一 気に把握 ○センサーにより、 生育環境を継 続的に把握 ○生育状況のデータや気象 等のオープンデータの分析 を基に、ほ場単位で、最適 期に、最適な作業(施肥・ 防除・収穫等)を実施 加工用・業務用等の施設等 卸売市場や小売店等 ○様々な地域の農業者が生産・出荷の予 測・実績データを共有・連携し、実需者 への安定供給、流通の効率化を実現 今後の取組 1 ~スマート農業を実現~ ① 公的機関等が保有する農業、地図、気象等の情報のオープン化や提供を進める。 ② 様々なデータ を共有・活用できる「農業データ連携基盤」を本年中に立ち上げる。 ③ データに基づく農業の現場への実装を進めるとともに、取組を流通や消費のバリューチェーン全体に広げる。 45