【第1章第3節】経済成長へのICTの貢献~定量的検証 9 IoT・ビッグデータ・AI等のICT投資等が進展すれば、2020年度時点で実質GDP約33.1兆円の押し上げ効果が見込まれる。 成長要因別にみると、TFP※(全要素生産性)の寄与度が大きい。ICTはTFPの寄与度をさらに高める効果が期待される。 経済成長及び労働生産性へのICTによる貢献 ICT成長シナリオにおける実質GDPの押し上げ効果 経済成長率 経済成長 (兆円) ベースシナリオ (実質) ICT成長シナリオ (実質) =TFP +資本投入量 +労働投入量 経済成長率 =TFPの上昇率 +資本投入量の上昇率×資本分配率 +労働投入量の上昇率×労働分配率 ICT成長 IoT・BD等のICTの進展を見据え、企業におけるICT投資や生産 性向上に係る取り組みが活性化 シナリオ ベース 経済が足元の潜在成長率並み 経済成長率 経済成長率 で将来にわたって推移 ※内閣府試算に基づく シナリオ +資本投入量の上昇率×資本分配率 +労働投入量の上昇率×労働分配率 予測 実質GDP押し上げ効果 約33.1兆円 (2020年度時点) 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 年度 技術進歩による経済成長 資本増加による経済成長 労働参加による経済成長 ICTによる労働力向上 ICTの利活用 ICTへの投資 ICTによる労働参加の促進 労働生産性 労働生産性の向上 労働生産性上昇率 =TFPの上昇率 +資本装備率の上昇率×資本分配率 ※TFP(Total Factor Productivity):生産要素(労働、資本)以外で付加価値増に寄与 する部分。具体的には、技術の進歩、労働者のスキル向上、経営効率や組織運営 効率の改善など。