> 企業における学びの充実に向けて 【企業における人材育成】 正社員中心であるが、若い世代の女性の非正規雇用労働者の割合は男性より高い 女性は、初期から学びの機会が限られている。 【管理職・中核的人材の育成】 管理職育成等を始めるタイミングが出産・子育てのピークに重なるが、育児・家事負担は女性に偏在 女性は、勤務形態の制約等により必要な経験を積めない 働き方の多様化に応じたきめ細やかな雇用管理や研修・人材育成のためのマネジメントに着実に取り組んでいくことが重要 就業者に占める女性割合が高い産業(医療・福祉、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業等)から女性の学びの 機会を充実させて中核的人材を育成していく試みが増えていくことも、管理的職業従事者の男女差を改善する一歩 ■コラム■ 柔軟なキャリアパスの支援による多様な働き方の創出 の取組 (静苑ホーム) 静苑ホームは、北海道で介護老人福祉施設・通所介護・訪問介護 等の事業を実施する社会福祉法人の介護事業所。 従業員の大半が女性(187名中142名)。 ・資格取得助成金制度 ~介護福祉士等の国家資格の取得を積極支援。 資格取得は手当総額・等級の上昇に繋げる。 ・従業員に個別の役割 ~実習学生の指導担当・プロジェクトのメン バー等の役割を担い役割手当が給付される。 ・人事考課制度 ~上司による育成面接年3回。目標管理を共 同で行うことにより、従業員の育成を可視化。 ・社内FA・求人制度でキャリア形成支援 ~子育て中の従業員が夜勤のない在宅介護の部署への異動を希望 認知症ケアの勉強のためにグループホームへの異動を希望 ・福祉に関する学びの機会を地域に提供 ~地域で介護を学ぶ学生等を対象に返済不要の奨学金事業や小 学校・高校で福祉教育を実施。 ・新卒スタッフの初年度定着率は、10年連続で100%。 平均勤続年数は、女性8年3カ月、男性9年8カ月。 ■コラム■ 生命保険業界の取組 ~女性管理職登用プロセスの確立、退職時の役職での再雇用 (明治安田生命・日本生命) 明治安田生命は、女性管理職比率を2020年4月までに30%程度に することを目標に掲げている。高い数値目標設定の一方で厳格な選抜 プロセスとその着実な運営を重要視。 ・勤続年数や勤務状況により管理職候補者をリストアップ。 ・所属長が面談して候補者の管理職へのキャリアアップ意思を確認 し、人事部に推薦。人事部から候補者の意思確認(二方向からのア プローチで複数回の意思確認)。 ・候補者にキャリア開発を支援する研修を 集中的に実施。 日本生命では、平成30年度から 「ウェルカムバック制度」の運用を開始。 ・配偶者の転勤や家族の介護等を事由に退 職した人材を退職時と同じ役職で再雇用。 ・制度初の適用者 ~20年勤めて課長職にいた女性が夫の 海外転勤に帯同するため退職。2年半 後に帰国して再入社。退職前の役職に 戻って、キャリアを継続。 ■コラム■ 保育園をめぐる課題、世の中の課題を解決するため (タカハ機工株式会社) に,男性保育士が増えてきた (社会福祉法人どろんこ会) 10