福島第一原発の燃料デブリ取出しは難易度が高く、2号機で試験的取出しに成功。ALPS処理水は安全性が確認され、タンク解体に着手。
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1章 福島復興の進捗 1.東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組 福島第一原子力発電所における燃料デブリの取出しは、世界にも前例のない、技術的な難易度の高い作業。 一歩一歩着実に作業を進めることが重要。2号機において、2024年11月、試験的取出しに成功。2025年4 月、2回目の試験的取出しに成功。 ※2024年9月、「テレスコ式装置」を用いた2号機での燃料デブリの試験的取出しに着手し、廃炉の工程を定めた「中長期ロー ドマップ」における第3期に移行。 ALPS処理水については、モニタリング結果やIAEAによる評価から、放出の安全性が確認されている。 2025年2月14日、ALPS処理水の放出が完了したタンクの解体に着手。跡地には、燃料デブリ取出し作業の 関連施設の設置を予定。 2025年4月までに、中国を含む第三国分析機関の関係者等が参加するIAEAの枠組みの下での追加的モニ タリングを3回実施。2025年3月、日本と中国は、分析結果に異常が無いことを前提に、日本産水産物の輸入 再開に向けて、関連の協議を推進することで一致。 「テレスコ式装置」による試験的取出し 原子炉格納容器の外部 原子炉格納容器の内部 原子炉圧力容器 テレスコ式装置 拡大 燃料デブリ 把持した燃料デブリを運搬用 ボックスに回収する様子 (2024年11月6日撮影) ALPS処理水の放出が完了したタンクの解体 タンク上部 (天蓋)を撤去する様子 2