中国は2030年までにCO2排出量ピークアウトを目指し、再エネ・原子力拡大と省エネを推進。
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中国の中期目標と動向 中国 ◆ GHG排出は増加傾向にあり、増加する電力需要を賄うため、再エネや原子力に加え、石炭火力発電の利用を拡大。2060年のCNを掲げており、2030年までにCO2排出量がピークを迎えられるように努めるとしている。 次期NDC未提出 2022 2025 2030 省エネルギー ・2025年の単位GDP当たりのエネルギー消費量を2020年 エネルギー起源CO2 GHG全体の 比で13.5%引き下げる目標を設定。鉄鋼等の重点業種の 71% 設備改良支援や新築建築物の省エネ等を促進。 電源の非化石化 ・【再エネ】太陽光と風力の合計の設備容量を2030年までに 供給側 1,200GW以上に拡大する等の目標を掲げている。 電力部門のCO2 エネルギー ・【原子力】設備容量を2025年までに70GWに引き上げる CO2の31% 起源 方針(2024年8月時点で約58GWが稼働中)。直近では 再エネ 30% 2024年11月に漳州原子力発電所が新たに稼働。 水力 15% ・【火力】増加する電力需要を賄うため、石炭火力発電の 太陽光 5% 39% 利用を拡大。 風力 9% 次世代エネルギー・CCUS等 バイオマス 2% ・【水素】2025年までにFCV保有5万台、年間10万~20 原子力 5% 万トンのグリーン水素製造、等の目標を設定。 石炭 62% ・【CCUS】技術実証の一環として、国内最大の石炭火力 発電所のCCUSプロジェクトが2023年6月に稼働。 天然ガス 3% 各産業の排出量 需要側 ・エネルギー転換部門、製造・建設部門で全体の約7割。 電化率 28% ・石炭火力 の増加によりエネルギー転換部門の排出量も増 加傾向。石炭の消費量を2025年以降に減少させる方針。 最終エネ消費量 GHG削減の取組 ・2021年から排出量取引制度を運用。世界最大規模。 CO2/GDP削減目標 (2005年比) -65% (NDC) (GDP当たり CO2削減率) ※2022年は実績値。※2025年の「電源構成」(再エネ+原子力)は目標値(中国政府が発表した「第14次5か年計画」(2021年)における目標値)。 ※2030年の「GHG/GDP削減目標」は、中国政府がNDCとして提出した目標値(単位GDP当たりのCO2排出量の削減目標)。※詳細の出典はP23に記載。 22